「昭和史を再検証し『日本人とは何か』を考える」会の発足について

2013年4月 6日 (土)

 かって、福田恒存が、ソビエト崩壊後の左翼の退潮の頃だったか、論敵がいなくなったことによる”張り合いのなさ”を嘆いていたことがありました。民主党のアマチュア政治が崩壊し、阿倍復活政権による安定した政局運営が行われるようになった今、似たような状況が生まれつつありますね

 かってのそれは、スターリンや毛沢東など「超人」の偶像崩壊によるものでしたが、現在のそれは、中国や韓国の言動とりわけ北朝鮮の「想像を絶するビヘイビャー」によってもたらされているものです。おそらく、こうした状況はここしばらく続くでしょうから、この間、日本人の国際秩序観はかなりの変化を余儀なくされると思います。

 日本人にとっては、いわゆる「歴史認識」を含めて、自らの思想を再点検する時期が到来したということですね。あるいは、北朝鮮のミサイルが何発か海に落ちるかもしれません。まさか、日本人の防衛教育をしてるわけではないと思いますが、不思議な話です。中国人には利敵行為のように見えているかも知れませんね。

 ところで、政治的には以上の通りですが、経済金融政策については、日本の経済専門家のほとんどはアベノミクスに対して批判的、というより嘲笑していました。中には氏が成蹊大卒であることを持ち出してバカにする人もいました。彼らは今の状況をどう見ているのか、また、今後どんな展開になるのか、楽しみです。

 そんなわけで、ここしばらくは”様子見”ということになりますが、そんな中でも注目を集めそうなのが、橋下氏の維新の会の動向です。冒頭に述べた福田恒存のように”失速”するか、石原氏に引きずられて”暴走”するか判りませんが、そうした困難に氏の論理がどこまで耐えて説得力を維持できるか、こちらも見物です。

 なお、こうした世間の動きとは別に、私のライフワークとして、次のような「昭和史勉強会」を定期的に開催したいと思っています。仲間内の会ではなくて一般に公開する会ですので、どのようなことになるのか判りませんが、プレゼンテーションの工夫をして、正確、公正かつ判りやすい会にしたいと思っています。

子どもから大人まで自由な意見交換会
「昭和史」を再検証し
「日本人とは何か」を考える

日時  平成25年4月27(土)午後 7時~9時 
場所  恒富南コミュニーティーセンター中会議室
テーマ 第一回 「今、私たちに必要な事は、
         自らの視点で昭和史を検証すること」
参加者 自由参加(ただし、他の人の意見を尊重できる人)
参加費 資料代(1回100円程度)

話し合うテーマ(例)
 ○なぜ、日本は明治維新に成功し、昭和維新で失敗したか?
 ○日本人は残虐民族か?
 ○なぜ、日本は韓国を併合したか?
 ○なぜ、日本は中国と戦争をしたか?
 ○なぜ、日本はアメリカと戦争をしたか?
 ○昭和の戦争から日本人が学ぶべきこと

 いうまでもなく、私自身の視点は、長年の山本七平研究を通じて獲得したものものですが、氏自身の姿勢がそうであったように、あくまで”私はこう考えます。ご参考までに”という基本姿勢を貫きたいと思っています。現在、プレゼン資料を作成中ですが、専門性と判りやすさを両立することは大変難しい・・・。

 なお、会の中でのやり取りや補足説明などで重要な事柄は、本ブログで紹介していきたいと思っています。活発な議論が交わされるようになるといいですが・・・。