2018年10月27日 作りかけのレイアウトとか、買ったままの車両とか山ほどあるんですが、 どうも空き時間が30分とか40分といった細切れでしか取れないために鉄道模型関係の作業は放置状態です。 そんな中ちょっと思うところがありまして、「C177のミニカーブレールだけのレイアウトに限定するとどの車両が走れてどの車両が走れなくなるんだろうか」と調べ始めたんです。 鉄道コレクションはC140のカーブを走れるという前提で作られているので問題ないですが、特急列車とか急行電車の類はどうなんだろうなーといろいろと調べ始めたら・・・ 「車両自体がミニカーブ走れるかどうか」よりも、「最近流行りのKATOカプラーとかNカプラーが悪いんじゃないか?」という認識ができつつありますw TomixのDD51。 やや古い車両ですが、中間台車が大きく左右に飛び出してくれるのでC177でも余裕で走ります。 カーブの部分で中間台車を見ると「こんな姿ありえん」なのかもしれませんが、模型なんだからきちんと走ってくれるほうが格段にありがたい。 おなじくTomixですがDF200。 横から見た姿はDD51と似てるんですが、中間台車の左右への余裕がないために車輪が浮き上がってしまってます。 KATOのキハ52。 キハ20よりも窓枠1個分車体が長いのに無事走ってくれます。 さらにアーノルドカプラーですから車体の間隔が広くて問題なく走ります。 それに対してKATOのE217系。 トレーラーのみ、モーター車両のみだと問題なく走ってくれるんですが、KATOカプラーのため車両の間隔が短くなってカーブで車体が押し合いへし合いして、連結面側の車輪が浮き上がって脱線続発>< 同じKATOの製品でも(個体差もあるのかもしれませんが)165系電車は車体がぶつかることなく走ってくれましたが457系はダメでした。 私がミニカーブレールにこだわるのは「なんといっても狭い場所でもレイアウトが作れるから」。 たしかに単純なエンドレスしか組めないとか、6両以上つないで走らせると先頭と後端が近づきすぎて不格好だとか不満も出てきますけれど、 よほどでない限り90cm×60cmの場所を確保するのがやっとという人多いんじゃないでしょうか? 日本の家屋は「ウサギ小屋」ですからw 「普段利用している10両編成の電車が止まれるホーム」 「特急列車が休む電車庫」 「特急や貨物列車が快走する複線区間」 なんて夢を広げていったら場所の確保という第1ラウンドからKO負けです。 実際、90cm×60cmのレイアウトというのも結構場所とるんですよねぇ。 120cm×45cmくらいで設置できるほうが楽なんじゃないか?と思ってしまうくらい。 鉄コレや貨物列車限定ならミニカーブレールのレイアウトでも十分遊べるが、最近の「ハイ・グレード」の新型車両は大きめのレイアウトでないと遊べないというのは模型メーカー自身が自分の首絞めることになってるんじゃないか?と思うのです。 ただね、「実感に近い」「細密な」「ハイグレードの」模型を喜んでいるのも鉄道模型フアンなのですけどね。 |