6つ目のレイアウト 製作記



2018年12月25日


まとまった時間が取れる時はレイアウトの構想を考えています。

できるだけ小さく、時間もかからずに、それでいていろんな列車を走らせようとすると90cm×60cmか60cm×45cmのベースに単純なエンドレスで組むのが一番間違いがないようです。

短編成のディーゼルカーや旧型国電を駅に止め、貨物列車や急行列車は通過させる。

駅が寂しくなりますけど一番リアルさは出ると思います。



60cm×45cmのベースの上にミニカーブレールとジオコレの建物を中心に並べます。



イメージは一番最初に作ったミニレイアウトです。







だけど、なんかせせこましい・・・・

必要以上にエンドレスの内側に建物を押し込めようとしてないか?

エンドレスの外側に建物や木を置くと走る列車を眺めるのに邪魔になるのでエンドレスの外側は何も置かないようにしたいし・・・ そうすればするほど、線路の内側と外側の落差が大きすぎるんですよねぇ。



あれやこれやと建物の配置にさんざん悩みましたが、それなりに気に入った配置がまとまりました。





エンドレスの外側には建物を置かないほうが走る列車を眺めるには都合がいいのですが、

道沿いに建物を置いてみると、



踏切を超えて家並みが続いているように感じられます。



そのかわり、列車を眺めようとすると目の前を建物が遮ります(当たり前)。



建物がなかったらこう見えるのに・・・



エンドレスの外側2か所は、小さな建物を置いたり取り除いたりできるような仕組みにしましょうかね。

単に建物を置くスペースは作るけど、建物と何もない野原の地面を取り換えられるようにするだけですが。




2018年12月27日


レイアウトのメンテナンスや、ディーゼルカーを走らせるのは架線柱がないほうが良いのですが、鉄コレの電車を走らせることを考えると架線柱が欲しくなります。

いろいろと試した結果、今回は4本だけ立てることにしました。



過去のレイアウトでは架線柱は着脱式にしたんですが、案外面倒ですね。

電鉄線の風景としては架線柱は多いほうが良いのですが、多すぎるとメンテナンスや車両をレールに乗せるときに邪魔になります。

このへんは痛しかゆしです。




2018年12月28日


道路にするところに2mm厚のバルサ材を置きました。



これまでもバルサ材で道路の土台を作って、インクジェットプリンターで印刷した道路を貼り付けましたが、

今回は耐水性のサンドぺーパーを使う予定でいます。



ジオコレに付属してくる台座は基本使わないようにしているので、これまた2mm厚のバルサ材を銀色に塗って土台とします。

とここまでの作業で すでにミスが見つかりました・・・・

ベニヤ板の上に防音のために4mm厚のコルク板を貼り付けたのですが、その上に2mm厚のバルサ板を貼り付けたのですでに6mm。

ベニヤ板の四周にはった薄板の高さが10mm。

道路の部分が1mmはみ出しちゃうじゃないか・・・・・




2018年12月29日


建物の土台を2mm厚のバルサ板から切り出します。

さらに電柱や信号機も設置します。



電柱や信号機もジオコレですが、付属の台座を使わないで直接差し込むだけだと簡単に傾いてしまうということが過去のレイアウト製作の教訓ですので、台座も使用します。



そのために道路の土台と建物の土台になるバルサ板に穴をあけておかないといけません。



ジオコレに付属してくるベースを使わないでわざわざバルサ板で土台を作るのはそのためです。




2018年12月31日


アパートの東側には公園ができます。

公園にいる人たちから室内が丸見えでは具合が悪いので目隠しを立てなければいけません。

ジオコレの塀を置いてみました。



目隠しには都合がいいんですが、公園側から見たときにやや無粋です。



生垣にしたほうが見た目がいいかな?

公園全体を柵だけで囲うというのもちょっと味気ない。

あと電気店の裏手は柵を作って線路内に立ち入り禁止にしなくては。



いろいろと手順を考えていると、なかなかバラスト散布へ進めません。




2019年1月1日


踏切警報器やホーム、鉄路柵などを固定しました。

バラストを撒く前に列車を走らせてぶつからないことを確認しないといけません。



舗装道路は1500番の耐水サンドペーパーを使用します。

1作目と2作目のレイアウトでは1000番の耐水サンドペーパーを使いましたが、今回はさらに目の細かいタイプを使用します。



横断歩道や道路の白線はどうやって作ろうかといろいろ考えたのですが、

白い紙を細長く切って貼り付けてやればできるんじゃないか?

アイデア通りに仕上げられるのか若干不安でもありますが・・・



信号機や電柱の台座で、道路の下側に隠れる部分は問題ないのですが、敷地に食い込んだ分はどう処理すればいいんでしょう?

ゆっくり考えます。




2019年1月3日


レイアウトの後ろ側に人工芝を貼り付けました。





道路の白線は細く切った紙を貼り付けます。





うーん、よれよれw

薄いプラ板を貼り付けたほうがよかったかな?

あ、横断歩道も忘れてるw




2019年1月4日


公園に樹木を植えてパウダーを撒きました。



少し草を生やしすぎたかな??



下草のつもりで蒔いた緑色のパウダーが淡すぎますかねぇ。

もうすこし濃い緑色でもいいかもしれません。




2019年1月7日


作業途中の写真が光量不足でうまく撮れませんでした。

パウダーを撒き、人形も追加しました。







幅60cmのミニレイアウトでも、風景が付くと車両が引き立ちますね。





今回のレイアウトにも撮り鉄君たちを配置しました。



ただし、私が列車の写真を撮るときには邪魔にならない場所に移動してもらいましたけどw



レイアウトの右手前なんですが、どんな建物を置こうか悩んでいます。



いっそ今のようにコンクリートだけ流したようにしておいて、気が向いたらジオコレの建物をいろいろ置き換えるというのもありでしょうか?



レイアウトの右手前と蕎麦屋の裏手の地面を高くしたところには樹を植えたいと考えているんですが。

このままでもおかしくはないですね。

他人に販売したりコンテストに出すわけではなく、あくまでも自分が集めている車両たちの舞台として自分で作ったレイアウトですから、自分が満足できるかどうかがポイントです。




2019年1月9日


予定通りに樹を植え、道路標識や自動販売機なども配置してみました。



右手前は結局何かの工事現場ということにしてプレハブの事務所と自販機を配置。



レイアウトの後ろに背景板を置いて、走る列車を撮影してご満悦^^



ミニレイアウトの欠点として、2両以上繋いだ列車の連結部が派手に開いてしまうということがあります。



1両で走れる気動車や電車限定とすれば気にならないだろう!(開き直り)



貨物列車ならアーノルドカプラーでもそれほど気になりませんからね。

(おなじC177レールを使った2作目レイアウトでの撮影です)



その一方で、KATOの165系電車3両セットは問題なく走行できたりします。



カーブ部分でも車体と車体の間に隙間ができているのがお分かりいただけると思います。



一番驚いたのは、Tomixのきたぐにセットも走行できたということです。

カーブ部分では車体どおしが押し合いへし合いしてるんですが、たまに変な音がするときもありますが脱線しませんでした。



ただ、6両を線路上に置くだけでこのありさまw

8両繋いだらどうなるんでしょうw

細かなアイテムの追加とか修正とかはあるかもしれませんが、6つ目のレイアウトもこれで完成です。




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