・太谿(たいけい)・・・足の内くるぶしとアキレス腱の間。腎疾患にも効果あり。
・復溜(ふくりゅう)・・・太谿穴の上2寸。他に泌尿器系や腰痛にも効果大。
・湧泉(ゆうせん)・・・足の裏、5本の指を内側に曲げると現れるくぼみ。生きるためのエネルギーが“泉のように湧き出る”というのが名前の由来。血圧だけでなく、全身の体力を向上させ、内臓の働きを高める有名なツボ。
・曲沢(きょくたく)・・・肘の内側、腕を曲げた時にできるシワの真ん中よりやや内側。他に心臓病や肘、手の痛み・しびれにも効果あり。
・内関(ないかん)・・・手の平側、手首のしわの中央から2寸上にいった所。イライラした時や精神安定にも効く。
高血圧を治すには、身体の抹消の血液循環を良くすることが大切です。心臓から遠く離れた血管が硬く、狭くなると、その分だけ、心臓が血液を送り出す力が強くなり、血圧が高くなってしまうからです。
身体を動かす時には、筋肉が伸び縮みしていますが、筋肉の中にはたくさんの血管があるため、筋肉の伸び縮みがポンプの役目をして、血液の循環を助けています。血液は、心臓の力だけで流れているのではなく、血管自体の伸び縮みや筋肉のポンプ作用などで足先から上がって再び心臓までたどりつくのです。
従って、手足のツボを使うことが非常に効果的です。“湧泉”などは、ゴルフボールをゴロゴロ踏みながら刺激すると手軽にできるのでお勧めです。また、青竹踏みなどでも良いでしょう。
鍼灸治療では、上記のツボの他に頚や肩、背部なども同時に治療します。高血圧の方は、肩や背中も凝っている場合が多いからです。また、普段の食生活や肥満、運動不足、精神的なストレスやイライラなども血圧を上げる原因になるので注意しましょう。

