この日は、実は朝からの予定でした。しかしこの日に急に仕事が入り、夕方からの釣行になりました。そして、ポイントに着くと・・・写真で見ても解るようにすごい風が吹いて波が出てます。そうです台風の影響をモロに受けている形になっていました。 どれくらいひどいかと言うと、髪型が強制的に７：３分けになるくらいひどい風です。で、今回の面子は前回に引き続き、Ｏさん、Ｔさんの３人です。 当然投げるルアーは限られてきます。風の影響を受けにくい、ある程度重みのあるルアー（クランクベイトプラグ、バイブレーションプラグ）を投げます。案の定思いっきり流されます。 しかしこのポイントはちょっと遠浅になっているので、こんな風の強い日は底まで掻き回されてしまっていてブラックバスは何処かに移動しています。普段ワームしか使った事のない、初心者のＴさんには辛い釣行になりました。遠浅の先にあるブレイクまで届かないのです・・・。かといって遠くに飛ばそうと思って、重みのありすぎるハードルアーを使うと完全に底に着いてしまい、ルアーが根掛かりしてしまうからです。まぁそれでもちょっとでも遠くに飛ばそうを思いシンカーを付けて投げていましたが、やはりブレイクまで届きませんでした。仕方がないので、ハードルアー系に変えさせましたが、もともと使い方を知らないので苦労していました。結局Ｔさんはアタリもないまま、過ごしてしまいました。
さて俺はと言うと、すこしでも風がない方にとどんどん移動していきました。そして、唯一そのポイントで風のない所を見つけたのでワームで攻めました。底を確認しながら、ゆっくりと丁寧に攻めます。しかしブレイクはあるものの、それに付加する石とか木とかのストラクチャーを感じれないのです。少しづつ投げる位置を変えながら、攻めました。するとどうやら、石か岩らしきストラクチャーのある感覚がしたので、更にゆっくりと攻めると『ココン』と言うアタリがありました。そして、ラインが持っていかれるのを確認してからピシッと合わせました。『よし、来たで〜』『そんなにサイズでかくないけど・・・』と俺が言って釣り上げたのが２５ｃｍくらいのブラックバスでした。いつもなら写真があるのですが・・・。実は今回も、みんなに釣れたのを見せた後、撮影しようと地面に置いてカメラを撮ろうとしたら、バスが跳ね、逃げてしまいました。『あー！！、また逃がしてしまった・・・。折角のネタが・・・。』と嘆いていたら２人は笑ってました。そして、『このポイントなら風もないかし、Ｔさんでも釣れるかもしれないよ。』と俺が言って３人でその風のない所で釣って居ましたが、その後はまったくアタリもなく、暗くなったので帰りました。