釣り紀行


2001年9月16日  天候晴れ



 今回は友人と2人で、いつもと同じ近所のポイントでの釣行です。今回の友人のタックル(道具)にはワームが 入っています。だから練習するつもりで、朝の9時頃からの釣行です。前日の雨の所為でやはり水質が悪そうです。
 早速友人はワームから開始です。俺はいつものように、クランクベイトプラグから探ろうと思いましたが、 教えついでに友人と同じワームから釣り始めました。早速ブルーギルのアタリが来ます。『おっ、さっそくアタリあるで』と言い、なおもそのポイントを攻めました。 たまに『ココン』とブルーギルが小突いた後ラインを持って行きます。それを合わさないで放置していたのですが、さすがにちょっと釣り上げたくなってきました。 『ココン』と反応が何度もあって十分ワームを食わせた後、一気に合わせます。それでブルーギルを1匹釣りました。
 その後、『コン』というアタリともにラインを持って行かれたので、すかさず合わせます。が、魚のサイズが小さかったのか合わせた瞬間に水面から飛び出して来て、そして水面に落ちた途端フックが外れて逃げて行きました。 友人に『今のどっち?、バス?ギル?』と聞くと『さぁ?小さかったから、どっちがわからん』と言う返事。『俺はバスに見えたけど、まぁ今度釣ったら解るでしょ』と言って アタリのあったポイントにワームを投げ入れました。が、案の定一旦ばらしたポイントはしばらくは釣れないと言うお約束通り、全くアタリは無くなりました。 仕方が無いので違う方向にワームを投げました。けれど、底に何も無い所ではワームはあまり効率の良い釣り方ではありません。 だからクランクベイトプラグに変更して釣ります。当然まださっきワームのアタリがあった所は攻めません。 しかし、このクランクベイトプラグを使うにはちょっと問題が・・・。手前2mほどは、このクランクベイトプラグを使うには無理な位かなり浅いのです。 しかも根掛りしやすいので、手前に来たら根掛かりしないように注意して攻めました。ですが、やはり手前が気になって思い切った攻めができません。
 しばらくしてから「そろそろさっきのワームでアタリがあった所でも良いかな・・・」と判断してそちらを攻め始めました。手前の浅瀬に根掛りしない程度のギリギリでルアーを動かします。 すると数投目に『ブルン』と言う感触ロッドに伝わりました。すかさず『来たよ』と言って合わせました。それがこの魚です。 20cmいくかいかないかくらいのサイズです。しかしその後何となくアタリも無くなってきたので、上流の方に移動しました。
 やはり水質がいいです。底まで綺麗に見えてます。型の良いブラックバスが泳いでいるのも見えます。早速釣ろうとするのですがこの場所からポイントの水面までは2.5Mほど高さが あります。しかも流れも速いので、ワーム等軽いルアーは使えないのです。よって、ここはクランクベイトプラグを使いました。が、ブラックバスは見向きもしません。目の前をルアーが通って行っても まったく見向きもしないのです。こんな所で粘っていても時間の無駄なので、移動する事にしました。


 さて、次のポイントは約半年振りに来るポイントです。が、なんと護岸工事をしているではありませんか・・・。『うーんこれはアカンかもな。』、『でもまぁでも釣りますか。』と俺が言いました。
 とりあえず、クランクベイトプラグから探りを入れます。ごみが流れないようにするためにか、浮きフェンスがずーっと浮いていたので、丁度その横を通す様に攻めましたがアタリはありません。 次にワームでも同じように攻めましたけど、やはりアタリはありません。『じゃー今度は岸際攻めてみ』って言って友人にワームで攻めてもらいました。すると、すぐにアタリがあったらしく 『ギルやと思うけどアタリはあるね。』と友人が言ったので同じ様に岸際を投げると、そこに何かあるらしくすぐに『ココン』とブルーギルのアタリがありました。 『確かにギルのアタリはありますな。』と言ってもうちょっと周りにを探るようにワームを投げたのですが、そのポイント周辺だけアタリがあるのです。
しばらくすると護岸工事をしていた人達が帰っていきました。すると、急にあたりは静かになり、ブラックバスのライズ(小魚が水面から飛び出して逃げまわる事)が起こりだしました。 おっライズしてるで』と俺が言い、すぐにトップウォータープラグに変更しました。しかし出てきません。と言うかそのライズしている場所までルアーが届かないのです。 『うーん、あの護岸工事している所まで行ったら簡単に届くのに・・・』等と言っても仕方がありません。諦めてワームでアタリがあった所を通して見ましたが、ブラックバスは出てきませんでした。
 仕方が無くワームに戻して、またアタリのあった所に投げたのですが、今度は何故かアタリがなくなってしまったのです。『ギルアタリなくなったなー』『ブラックバスが入ってきたからギルが警戒してるのかな』 と俺が言いました。その数投後『コン』と言うアタリと共に重くなったので、すかさず合わせます。『おしっ、来たで』と言ってリースを巻きました。『そこそこの大きさやね』と言いながら釣った魚が この魚です。35cmくらいの大きさです。近くで釣りをしていた子供達も『あっ釣れてる』、『おるんやここ』とか言いながら、 集まって来ました。ちょっとしたヒーロー気分です。友人が『なかなか良いサイズですな』と言い、『たしかにな、加西の野池の時は小さい奴ばっかりやったしな』って俺は返事しました。 この後同じポイントを攻めましたが、またブルーギルのアタリが始まっていました。このまま粘っていたらまた釣れたのでしょうが、俺が用事があったので今日は5時帰りました。


今回の釣果 2匹

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