胎盤のことをプラセンタと言います。母体の体内で胎児と母体を つなぎ胎児を育てる臓器でありますが、もともと女性の体に備わって いるものではなく、受精卵が子宮壁に着床して初めて作られる臓器であり、 役目を終えると外に排出される仮設の臓器です。 受精卵は、わずか10カ月の短期間に重さ約3kgもある赤ちゃんへと成長し ますが、この驚異的な生命を育むのが胎盤の役割です。 胎盤の効果は古くから注目され、とりわけ滋養強壮薬、若返りの薬として 珍重されており、多数の漢方薬に配合されてきました。