ねるねるねるねを作った。

図1:ねるねるねるね/ソーダ味。袋からパーツを取り出したところ。パーツ1〜3と専用スプーン、専用トレイが入っている。トレイから水入れを分離する。パーツ1〜3の順にトレイに入れていく。順番を間違えてはいけない。

図2:パーツ1の中身をトレイの左の穴に入れた。パーツ1の中身はなんとホワイトパウダー (WP) であった。

図3:WP に専用水入れを使って水を注いだ。多すぎず、少なすぎずを心がけなければならない。また、勢い良く注ぐとWP もろともトレイ外に飛び散る恐れがある。少しずつ静かに注ぐよう細心の注意を払う必要がある。

図4:水と WP を専用スプーンを使って良く混ぜる。スプーンの形状を活かし効率よく混ぜるのが肝心である。

図5:WP と正しい量の水を正しく混ぜると黄色くなる。この色が重要である。

図6:WP + 水の混合物にパーツ2の中身を加えた。パーツ2の中身は驚きのブルーパウダー(BP)である。

図7:良く混ぜるべし。

図8:良く混ぜると薄い水色となり若干膨らんでくる。よく nerunerunerunering することにより、より美味となる。

図9:ねるねる完成系。絶妙な固さ、色、膨らみ具合が見て取れる。トレイの右の穴にパーツ3の中身を入れる。中身はカラフルラムネ (colorful ramune: CR) である。実に色鮮やかである。

図10:完成系ねるねるねるねを専用スプーンで適量を掬い、CR を適量付けたところ。
水色のねるねるに色鮮やかな CR が実によく映える。

図11:完成系ねるねるねるねの拡大図。微細な穴が多数空いており、多孔質であることが確認できる。

図12、13:完成系ねるねるねるね & CR の拡大図。
ディスカッション & まとめ:
ねるねるねるねを食べた感想として「ちょっと生温い」と感じた。より美味しく頂くには、食べる時に十分冷えていることが望ましい。ではどの段階で冷やすのが良いだろうか。これに対しては二つの方法が考えられる。一つは、そもそも袋から出す前に冷やしておく方法である。もう一つは、完成後に冷やす方法である。
前者では、良く冷えた粉を用いることによる反応性への影響が問題である。どうやら重曹とクエン酸の反応は吸熱反応らしい。低温では反応があまり進まず、泡があまり発生しない可能性がある。従って、この方法は完成度を低下させるリスクがあり、良くないと考えられる。後者では、出来た泡が時間とともに潰れるリスクが考えられる。なるべく短時間で温度を低下させることが重要となるので、冷蔵庫ではなく冷凍庫を用いる方が良いと考えられる。
以上をまとめると、説明書の通りにねるねるねるねを完成させ、食べる前に冷凍庫で数分間急速に冷却するのが、形状を維持したまま美味しくいただく最善の手段である。
注:ねるねるねるねは合成着色料・保存料は使用していない。
last update : 2011.10.1