【講義・講演・研究報告などの記録(2013年度以降)】
 
 
《2013年度》
5月9日、朝日カルチャーセンター:「革命と民主主義の世界史」シリーズの第3回「ロシア革命とソ連」。
8月10日、5th East Asian Conference for Slavic Eurasian Studies(大阪経済法科大学):Civil Society Movements in Russia and East-Central Europeというセッションのコメンテーター。
8月17日、亀山科研の研究会報告(神田学士会館):「グロスマン『人生と運命』への長尾広視氏の書評原稿をめぐって――論点整理の試み」。
10月12日、ロシア史研究会大会(明治大学):共通論題「非ロシア人地域から見たソ連」のコメンテーター。
2014年3月3日、大阪大学人間科学部・石井正子ゼミの外部講師。拙著『民族浄化・人道的介入・新しい冷戦』を取りあげてくれた。
 
《2014年度》
前期、首都大学東京の非常勤講師として講義を担当:「ソ連という国の歴史」。
7月11日、北海道大学スラヴ・ユーラシア研究センター夏期国際シンポジウム:Impacts of World War I on Revolutions and Nationalismというセッションの司会。
8月10日、飯田科研の研究会報告(神戸大学):「多文化状況と帝国、およびその他若干の事柄について」。
9月から10月にかけてグレーター東大塾「ロシアはどこへ行くのか――共生の道をさぐる」の塾長をつとめ、第一回講義を担当した他、数回の講義に参加した。
9月から12月にかけて、世田谷市民大学での講義「歴史的展望の中のソ連とロシア」。
9月12日、亀山科研の研究会報告(名古屋ガーデンパレス):「アンドレイ・シニャフスキー『ソヴィエト文明の基礎』を読んで」。
10月3日、地域・アソシエーション研究所における講演(茨木市):「ロシア・ウクライナ・クリミヤ」。
12月6日、近現代東北アジア地域史研究会大会(立命館大学びわこ草津キャンパス):シンポジウム「ソ連から見た東北アジア」のコメンテーター。
 
《2015年度》
10月から2016年1月にかけてかわさき市民アカデミーで講義:「ロシア史U――「ソ連」という国とその最後」
11月29日、国際シンポジウム「記憶と歴史の政治とその紛争」(関西学院大学):「歴史家および社会科学者の役割」というセッションのコメンテーター。
2016年1月30日、比較地域体系研究会(大沼科研)における報告「ソ連国家の最後:「特異な帝国」とその解体(比較史的考察の試み)」。
 
《2016年度》
前期に立教大学で非常勤講師として講義を担当:「比較政治2――「ソ連」という国家とその最後」。
5月14日、冷戦研究会(東京大学駒場キャンパス):西田慎・梅崎透編『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」』合評会で書評報告。
12月9日、国立市公民館における「ロシアを知る」という企画(全3回)のうちの第1回講演「ロシア/ソ連とはどういう国か」。
2017年1月27日、比較地域体系研究会(大沼科研)における報告:「ソ連解体再考――帝国再編の様々な試みとの関連で」。
2月4日、愛知県立大学「世界史セミナー」で講演「歴史としての1989年」。
2月12日、冷戦研究会(東京大学駒場キャンパス):和田春樹『スターリン批判』の合評会で書評報告。
3月21日、北大スラブ・ユーラシア研究センター助教セミナー:地田徹朗報告「ブレジネフ期連邦構成共和国の政治と民族の問題:クルグズスタンを事例にして」へのコメンテーター。
 
《2017年度》
6月2日、「社会体制と法」研究会大会(明治大学):ロシア革命100年企画の一環としての報告「ロシア革命・ソ連・社会主義――100周年に振り返る」。
7月15日、ユーラシア研究所のシンポジウム(聖心女子大学):シンポジウム「さまざまな〈ロシア革命〉――100年後のいま、ふり返る」のコメンテーター。
7月29日、冷戦研究会(東京大学駒場キャンパス):藤沢潤報告「ソ連・コメコン諸国の開発援助(1967-1980):イラク産石油をめぐる域内協力とその限界」のコメンテーター
9月23日、政治学会大会(法政大学):「難民危機と多文化主義――理論と事例」というパネルの司会。
11月1日、国際シンポジウム「文化の汽水域:東スラヴの文化的諸相をめぐって」(東京外国語大学)における報告「グリゴリー・ヨッフェのベラルーシ論とアレクシエーヴィチ」。
11月20および27日、かわさき市民アカデミー:「人はなぜ〈革命〉をめざすのか――大変革の思想と行動を歴史に見る」シリーズの一環として、「ロシア革命とソ連の生誕:革命100周年に振り返る」および「ペレストロイカとソ連の消滅:逆向きの「革命」」という講義を担当。
 
《2018年度》
4月28日、東京大学政治学研究会で報告:「ペレストロイカの転機:改良・革命・破局(1989-90年を中心に)」
6月9日、冷戦研究会(東京大学駒場キャンパス):アレクセイ・ユルチャク『最後のソ連世代』をめぐる研究会のコメンテーター。
11月12日、かわさき市民アカデミー「分離・独立を主張する人びと―その歴史的・地理的・政治的背景」というシリーズ企画のうちの第4回として「旧ソ連諸国の民族問題と分離・独立問題(ウクライナに力点をおいて)」という講義。
12月16日、京都歴史学工房ほか主催の橋本伸也編『せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題』『紛争化させられる過去』合評会(京都大学人文研究所)。執筆者の一人として参加。
2019年1月12日、冷戦研究会(杏林大学):ロバート・マクマン『冷戦史』合評会でコメンテーターを務めた。
 
《2019年度》
4月17日、東京外国語大学沼野科研主催の講演会(巽由樹子氏の組織)で、Vera Tolz, Manufacturing hybrid commemoration in a neo-authoritarian state: Mediating the 1917 revolution for Russian and overseas audiencesへのコメンテーターを務めた。
4月27日、冷戦研究会における藤沢潤『ソ連のコメコン政策と冷戦――エネルギー資源問題とグローバル化』合評会(東京理科大学)でファシリテーターを務めた。
10月29日、ロシア史研究会大会で共通論題B「ペレストロイカ期のロシア史研究」のコメンテーターを務めた。
 
《2020年度》
この年度には、『国家の解体――ペレストロイカとソ連の最期』(東京大学出版会、2021年)の最終仕上げに専念したこととコロナ禍が重なったため、各種報告・発言の機会がほとんどなかった。年度末における次の報告が唯一のもの。
2021年3月31日、冷戦研究会での報告:「『歴史の中のロシア革命とソ連』に関する若干の補足と反省」。
 
《2021年度》
4月3日、『国家と解体』出版記念オンライン討論会&懇親会での報告:『国家の解体』を書き終えて:若干の感慨・反省・補足。
4月9日、インタヴュー(聞き手は鶴見太郎氏):『国家の解体――ペレストロイカとソ連の最期』について。ブック・ラウンジ・アカデミア(BLA)というウェブ上のプロジェクトの第9回として5月12日に配信。
10月から2022年1月にかけて、かわさき市民アカデミーで講義「ソ連のペレストロイカと冷戦終焉」およびワークショップ「歴史の中のロシア革命とソ連」(2021年の間は対面で実施したが、2022年1月の最終回のみリモート)。
10月16日、ロシア東欧学会大会で、共通論題「ソ連、東欧のジェンダーの諸相、過去編」のコメンテーターをつとめた。
10月23日、ロシア史研究会大会で、共通論題「ソ連解体30年」のコメンテーターをつとめた。
12月4日、早稲田大学ロシア研究所の研究会で、田中まさき氏の「ソ連後期の娯楽映画――ダネリヤを中心として」という報告のコメンテーターをつとめた。
12月15日、かわさき市民アカデミーで、オムニバス講義「世界を旅する:バルト三国ツァー」のうちの「ペレストロイカとバルト三国――体制内改革から独立へ」の回を担当した。
2022年3月8日、同志社大学植民地主義研究会のオンライン・シンポジウム「植民地主義・解放・冷戦の歴史経験を再考する:板垣竜太:『北に渡った言語学者:金壽卿1918-2000』(2021年)を手がかりに」で書評報告を行なった。
 
《2022年度》
4月4日、東京大学グローバルキャンパス推進本部主催の役員・教員・職員を対象としたオンライン勉強会で「ウクライナ・ロシア情勢について」という講演を行なった。
5月17日、「未来に残したい授業」というYouTubeチャンネルのインタヴューを受けた。タイトルは「ロシアとウクライナの歴史文脈」。
https://www.youtube.com/watch?v=7-eQ_fQihYo
6月4日、ソビエト史研究会大会(専修大学向が丘サテライトキャンパス)で、拙著『国家の解体――ペレストロイカとソ連の最期』の合評会があり、冒頭発言および6人の評者の報告に対するリプライを行なった。
6月14日、ルネサンス研究所主催のオンライン研究会で、「ウクライナとロシア――ソ連解体後30年の歴史を振り返る」という報告を行なった。
7月1日、桜美林大学リベラルアーツ学群における阿部温子氏の授業「エスニシティとネイション」でゲスト講義「ネイション形成とナショナリズム――ウクライナの場合」を担当した。
7月21日、医療介護福祉政策研究フォーラムの主催する「社会保障研究会」で「ロシア・ウクライナ戦争――背景・展開・現状」という講演を行なった(ウェビナー形式)。
8月3日、信濃木崎夏期大学で「現代史を考える」という講義を行なった。
10月24日、かわさき市民アカデミーの連続講義「ロシアとウクライナの戦争について考える」(5人の講師によるオムニバス形式)の第一回として、「ロシア・ウクライナ戦争――背景・展開・現状」という講義を行なった。
11月6日、ロシア・東欧学会大会で、堀田主氏の報告「EC・コメコン共同宣言をめぐるソ連の対ヨーロッパ政策、1985-1988年」のコメンテーターを務めた。
11月16日、兵庫県弁護士会主催のウェビナーで、「ウクライナ戦争の背景」という講演を行なった。
2023年1月7日、全国民主主義教育研究会主催の研究会で、「ウクライナ戦争:そのいくつかの背景」というオンライン講演を行なった。
1月19日、川崎市幸区の市民館で、川崎市の社会教育振興事業としての「平和について考える――過去・現在・未来へつなぐ世界」というシリーズ講義の一環として、「ウクライナ戦争について考える」という講演(対面)を行なった。
 
《2023年度》
 8月4日、信濃木崎夏期大学で「ロシアとウクライナの戦争について考える」という講義を行なった。
 11月25日、日本平和学会2023年度秋期研究集会(早稲田大学)で、「軍事力の暴走とその悪循環」という部会で「ウクライナ:危機の始まりから本格戦争へ(2014-2022/23年)」という報告を行なった。
 2024年3月7日、日本国際問題研究所のウェビナーでモデレーターをつとめた。
 
《2024年度》
 4月13日、東京大学法学部政治学研究会で、「ウクライナ戦争の序幕――2014年前後/2010年代後半/2020-21年」という報告を行なった。