11月の生徒集会 

ねらい:やはり今年も、この時期は、進路について全校で意識を高めあう雰囲気作りに人間関係作りを利用したい。中学1年は1年の、2年は2年の、3年は3年の時の考え方があるはずなので、毎年やっても新鮮に行えるエクササイズだと思う。

 

 



場所:多目的室

 

まずはウオーミングアップから

「つながりを見つけよう」

 

準備するもの: なし

1.         「今日の最初は、今座っている所の隣近所に移動しながら、自分と相手の人達とのつながりをなんとか見つけ、2人グループになります。つながりには、例えば、苗字に『同じ川がつく』『誕生日の日が同じ』『血液型が同じ』など、2人に何らかの関係があることが必要です。」

2.         指導者が、例示を見せる。「何かわからない点がありますか?」

3.         「それでは、今から1分間で、2人グループになってください。グループになったところから座ってください」

4.         活動が終了後、どんなつながりがあるのか、聞きます。

5.         2人グループを2回くらいやったあと、同様に3分間で4人のグループを作るように指示を出します。「それでは、今から3分間で、4人グループになってください。グループになったところから座ってください」

6.         活動が終了後、どんなつながりがあるのか、聞きます。

※あまり安易につながりを見つけないように、“性別”“年齢”“部活動”のつながり以外を考えましょうといっておいた方が活発な活動が見られます。

 

図書文化「ショートエクササイズPART2」よりアレンジ

「リレーで紙飛行機T」

 

   準備するもの:A4かB4の厚紙(画用紙がよい)、計時用のストップウオッチ

 

1.         「今できたグループを使った活動をしましょう。これから、4人で紙飛行機を作ります。最後は、一 斉に紙飛行機を飛ばして、一番遠くまで飛ばせたら勝ちにします。」

2.         「でも、作るときにルールがあります。紙飛行機は、みんなで15秒ずつ交替で作ります。わたしが、15秒ずつ合図をしますので、合図がなったら交替してください。」

3.         「では、1分で、紙飛行機を折る順番と、どのような飛行機を作るか相談してください。」

4.         「では、はじめます。最初の人に画用紙を渡してください。準備はいいですか。用意、スタート!」

5.         作業状況を見て、大体の終わりの時間を見る。

6.         「はい、止めてください。では、代表の人一人、前に出てきて飛ばしてもらいます。1回勝負ですので、しっかり飛ばしてください。」

7.         「一番飛んだグループに、拍手を送りましょう。」

8.         一番飛んだグループから、思ったこと、気がついたことを発表してもらう。できれば、飛ばなかった グループからも発表してもらう。

 

「リレーで紙飛行機U」

 

    1.「あまり飛ばなくてくやしいなあ、もう一度やりたいなあと思う人、手を挙げてください。」

  2.手を挙げた人数に関係なく「では、もう一度やりますね。でも、今度は、さらにルールがを付け加えます。次は、目をつぶって作ります。」作っていない生徒も、「終わり」という合図まで、ずっと目をつぶるように指示を言う。

  3.ざわつく。無理だなんて言う生徒。

4.「それでは、どのような紙飛行機にするか、今から1分で相談しなさい。」

    5.これ以降は、“リレー紙飛行機T”のBから同じ

 

「わたしの職業希望」

 

    準備するもの:ハサミ、のり、B4用紙

 

1. 前の活動のグループごとに座らせる。

2. “職業分類シート”を配布し、ハサミで点線に沿って切らせ、カードにさせる。

3. 「カードをみて、興味がある・将来したい職業、興味がない・将来しないだろう職業、内容が分からない職業にわけてください。いくつあってもいいですよ。」

4. 「興味がある・将来したい職業のカードを、床の上に広げ、自分なりの基準でグループにわけましょう。例えば、人と触れ合う職業とか、集中力が必要な職業というように、つながりをみつけてくださ い。だいたい、3つから4つのまとまりにわけましょう。」

5. 「自分で決めた基準のグループ毎にまとめて、わたしたB4用紙に貼りましょう。貼り終わったら、そのグループの下にそれにふさわしいネーミングを考えて書いてください。ネーミングは、短く、 ぴったりくるものをつけてください。」

6. 「やり方が分かりましたか?それでは、はじめます。」

7. 「はい、止めてください。もっと時間が欲しい人?それでは、もう○○分延長します。」

  8.「では、それぞれできた用紙をグループの人達に見せましょう。グループの人達は、コメントをかいてください。」

  9.感想を発表させる。

用意する職業カード

調理師・シェフ、バーテンダー、ウエイター・ウエイトレス、料理研究家、栄養士、和菓子職人、パン職人、洋菓子職人、医師、臨床心理士、看護婦(士)、助産婦、歯科衛生士、薬剤師、臨床検査技師、歯科技工士、救急救命士、医療事務、マッサージ師、作業療法士、理学療法士、スポーツトレーナー、プロスポーツ選手、幼稚園教諭・保育士、小学校教諭、中学校教諭、高校教諭、大学教授、養護教諭、ベビーシッター、ホームヘルパー、介護福祉士、ケースワーカー、カウンセラー、手話・点字通訳、美容師、理容師、メイクアーテイスト、自然観察指導員、気象予報士、バイオ技術者、トリマー、酪農家、獣医、フラワー・ガーデニングコーデイネーター、造園士、農業関係者、林業関係者、動物園スタッフ、インテリアコーデイネーター、インテリアデザイナー、建築士、大工、測量士、自動車整備士、レーシングドライバー、カーデザイナー、ロボット設計技術者、伝記工事士、技術開発者、宇宙エンジニア、ゲーム制作者、プログラマー、OAインストラクター、OAオペレーター、ファッションデザイナー、ファッションアドバイザー、着付け士、リフォーマー、グラフィックデザイナー、装飾品デザイナー、カメラマン、画家、美術鑑定士、書道家、陶芸家、カラーコーデイネーター、アナウンサー、ニュースキャスター、レポーター、放送作家、脚本家、演出家、アニメーター、舞台スタッフ、声優、俳優・タレント、マネージャー、ダンサー、コメデイアン、パーソナリテイー・DJ、映画監督、作家、童話作家、詩人、編集者、イラストレーター、図書館司書、雑誌記者、漫画家、新聞記者、ジャーナリスト、コピーライター、ミュージシャン、ピアニスト、指揮者、音楽プロデユサー、作詞家、作曲家、ピアノ調律士、ミキサー、音楽評論家、外交官、国際ボランテイア、通訳、翻訳家、ツアーコンダクター、鉄道パーサー、ホテルマン、デーマパークスタッフ、フライトアテンダント、パイロット、航海士、政治家、国家公務員、地方公務員、警察官、消防士、自衛官、弁護士、検察官、裁判官、司法・行政書士、税理・会計士、受付、秘書、経営者、店長、経営コンサルタント、銀行員、営業マン、販売員、企画担当者、広報担当者、経理事務員、人事担当者、
(その他自由に書きこめるカードを数枚)

京都府在中のN氏の考案されたエクササイズを参考にしました。

詳しいことを知りたい方はメールをどうぞ


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