いのちの授業たより その2

 

英語(授業者:T) 授業題材:What do you Tresure?

授業者として、生徒たちに送りたいメッセージ

 

世界から自分の今の生活を見つめ、「今」を大切に、「今」しなければならないことに精一杯がんばって欲しい。

いのちの授業実践してみての授業者の感想

 

私自身とても勉強になった。一人ひとりが真剣に考え、感じてくれているのが伝わり、とても嬉しかった。今後も、普段の生活で「今」を大切に生活できる人でありたいと思う。

授業を受けた生徒の感想

 

・本当に大切な物は一番身近にあって、一番必要な物だと思います。これからはぜいたくを言わずに、生きていることを幸せに思いたいとおもいます。(1年女子)

・世界にはいろいろな子ども達がいて、今自分が大切にしているものと違って、いろいろ考えました。もし、今自分が路上で生活している子ども達の一人だったら、多分苦しすぎて生きていけないと思いました。なのに、生きたいという子ども達がいて、これからは本当に命を無駄にしてはダメだと思った。(1年女子)

・世界の人達の話を聞いて、命があるだけで、もっとも幸せなことだと思った。今まであまり考えなかったけど、生きているっていうのが、とても、すごいことだと思った。(1年女子)

・今、私達は子どもで「何かしてあげる」なんて大きいことは言えないけど、その『苦しい』という気持ち、『助けて』という思いを聞いてあげられると思います。そして、募金などで、ちょっとでも楽にしてあげれると思います。(1年女子)

 

社会科(授業者:S)  授業題材:ある視点から見た太平洋戦争

授業者として、生徒たちに送りたいメッセージ

 

戦争は何もよいことがない。2度と起こしてはならない。また、今ある自分の命、生きたくても生きることができなかった特攻隊の方々の思い、大切に生きて、命のリレーをしてほしい。

いのちの授業実践してみての授業者の感想

 

全職員でやることに意味を感じる。3年生の感想を見せてもらったが、この日のメインは「いのちの授業」だったようです。

授業を受けた生徒の感想

 

      とても残酷ですね。日本はなんてひどい国なんだろう・・・。人を殺し、国を奪い、全てを奪い占領した。人を殺して何とも思わないのだろうか。何も思わないなんておかしい。絶対おかしいです。そんな人、人間なんかじゃない。楽しいのか・・・。楽しいわけがないだろう。銃剣でめった刺しにして殺す。最悪です。人が人を苦しめ、殺すなんて私は許せない。言っちゃ悪いけど、私はあの時代に生まれなくて良かった・・・。今この世に生まれて良かったと思う。長崎・広島に原爆が落とされ、日本は負けた。日本はその時、もう戦争はしないと誓った。その負けた事を、喜んだ人は、前に支配されてた国々の人達。確かに、そう思うだろう。日本は喜ばれてもしょうがないと思う。自分が犯した罪がそのまま返ってきたようなものだ。それがあって、日本は目覚めた。昔犯した罪は消えない・・・。だが、目覚めた日本はもう他国の人を苦しめないだろう。私はそう信じています。ずっと、私は戦争をしないことを願い、そして楽しい毎日の日本であることを思っています。すごくためになって思いが強く感じられるビデオでした。(2年女子)

・ お国のためにと言っているけど、本当はやっぱり死にたくなかっただなと思った。でも、そんなことを言っても仕方ないと腹を決めて死んでいった人たちはすごいと思った。最近、自殺する人が多いけど、死にたくなくても、死ななくてはいけない人に、とても失礼だと思った。(2年男子)

・ 日本は本当に愚かなことをしてしまったんだと思いました。まず、小さな子どもの命を平気で奪ったことが信じられませんでした。あと、何箇所も刺したり、苦しむのを見ながら殺したり、人の命をなんだと思っているんだと感じました。日本のやり方は、本当に残酷でした。でも、日本は日本のためにやったことで、当然日本人もたくさん殺されました。だから、戦争は悲しみしか生まないのです。元軍人のおじいさんもどこか、心を痛めながら話しているように見えました。シンガポールの人も、中国の人も同じです。心に傷をおっていました。でも、その人たちは必死になって、もうあんなことがないように私たちに語りかけてくれたのだと思います。苦しい過去を思い出しながらも、私たちに教えてくれました。私たちは、これを心に刻んでおかなければいけません。人の命を大切にして、これからも平和な世界が続くように願いたいです。(2年女子)

・ 戦争もいじめも人を殺すから、いじめも戦争と同じくらい否定していかないといけないと思った。(2年男子)

 

道徳(授業者:S) 授業題材:生命の尊重

授業者として、生徒たちに送りたいメッセージ

 

生まれてきたこと、健康に生きていることを肯定的にとらえ、そのかけがえのない命を積極的に生かして欲しいということ。

いのちの授業実践してみての授業者の感想

 

「生命の尊重」に価値をおいた道徳授業は、日常の中では、やや唐突な感じがするが、このような特別な日があると、生徒の意識も高いので、内在化しやすいように思う。

授業を受けた生徒の感想

 

・すごく命ということ(生きるということ)を深く考えることができた授業でした。先生の話を聞いたり、秋雪君のお母さんの本の内容を見て、すごく感動しました。(2年女子)

・病気を持って産まれた子どもは、寿命が短かったり、大きな重い病気を持って生まれ、頑張っていきているのだから、病気を持って生まれてきた子どものためにも頑張っていきたい。(2年男子)

・「生きる・・・」「精一杯生きる」という文字とともに、映った秋雪君とお父さんの写真。生きるって、一人なんかではなく、背中を押してくれる大切な家族がいることを改めて思いました。(2年女子)

・秋雪くんの尊い命はこんなにもすごいものだったということがわかりました。秋雪くんがくれた思い出を胸に残して両親は秋雪くんのことをずっと思っていると思います。そんな、両親に私はすごく感動しました。(2年女子)

 

美術科(授業者:K校長) 授業題材:昔の自分の自画像を描く

授業者として、生徒たちに送りたいメッセージ

 

成長の中には、さまざまな姿の自分がある。そのどれもが大切な姿である。

いのちの授業実践してみての授業者の感想

 

生徒が授業に集中し、教室が一つになった一瞬があった。身震いするような静寂の時であった。

授業を受けた生徒の感想

 

・小さい頃の自分の絵を書いてみて…今の自分と心もも体も全然違うなあーって思った!!!ここまで支えてくれた人とか、育ててくれた人のおかげでここまで成長できたんだよなあー。ありがとう。(3年女子)

・自分の小さいときの写真を見て、こんな頃があったと懐かしくなった。また、こんなに成長できたのかと思い、自分に関わった人、みんなに感謝だなあと感じた。(3年男子)

・小さい頃の絵を描いたら、昔のことをいろいろ思い出しました。今まで、育てて見守ってくれた人たちに感謝したいです。

 

 

 

戻る