道徳(ネガティブとポジティブ)
ねらい:人間の脳は、本能のままに生きるとどうしてもネガティブになりがちです。それは当然で、野生動物は、ネガティブな考えこそが長生きの秘訣、危険な目から自分の身を守る手段だからです。ただ、人間生活の中では、ネガティブな考えだけでは、自分自身豊かな生活が送れるとは限りません。そこで、より積極的な考えを持つために、自分の脳の考えを変換するトレーニングです。
やり方:
まずはだまし絵を導入で使いながら、ひとつの見方に固執するのではなく、違う考え方に立つ面白さを体験させます。
@ 参考になるHPから、あらかじめ画像を印刷しておきましょう。
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/basics/art/index.html
A グループにだまし絵を配り、いろいろな見方に挑戦させます。
B 本時がどんなねらいであるかを説明します。
C プリントを配ります。
D事例の短冊を切って、それぞれのグループに配り、班の半分が消極的(ネガティブ)な考え方とその後の行動を、もう半分が積極的(ポジティブ)な考え方とその後の行動を考えさせ、発表させます。