紙芝居をつくってまとめる活動

 

授業の中でまとめるときに、何か生徒達に活動させることが楽しい授業のヒントとなります。

 

私は、1つのアイデイアとして紙芝居を作るという活動をさせました。これは、社会科の室町時代の際に庶民が喜んだといわれる御伽草子のことについて考えさせるために仕組んだ取り組みです。

なぜ、そのころの庶民は御伽草子を好んだのでしょう。多くの御伽草子は、小さい者が強い者を倒したり、貧しい者が裕福になっていく話が多いんです。それは、まさにその後おとずれる戦国時代の下克上の風潮に重なっていきます。それだけ、当時の庶民は、強い者や支配する者への反感が強かったのでしょう。

そんな面を紙芝居を制作して、実際に小学一年生に発表しながら、子供達の反応を通して理解させていきます。

ちょっと時間がかかりますので、選択教科などでやるとよいかもしれません。

 

紙芝居やすごろくゲームなど、制作活動は必ず人と人との触れ合いが生まれる最高の仕掛けです。

 

 


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