正義を学年の中に復活させる。10日計画

その8

自分を変える、自分が変わる(内観法)

 正義を学年の中に復活させるといって、90日になりました。90日経った今、どうですか?全然変わらないと思ったら、来年もこのままの状況なのでしょう。

 でも、本当に変わらないと思ったら、自分を考えてみてください。あなたは、変わりましたか?

 自分が変わらなくて、どうして人を変えれるでしょう。

 周りの人をじっくり見てください。この1年、全くトラブルに逢わない人もいます。それと反対に、しょっちゅうトラブルに逢う人がいます。同じ日々を過ごしているのに、なぜなのでしょう。

 明るい笑顔の人の周りには、明るい笑顔が似合う人が集まります。苦々しい顔でにらめつけるような表情の人には、心の暗い人が集まります。なぜなのでしょう。

 やくざにいた人が、やくざの世界から離れると、まったく人格の違う優しい人、それも弁護士になって、困っている人を救っているという人がいました。

 ここで考えなくてはならないのは、トラブルは実は自分が引き起こしている面があるということです。知らず知らずに、トラブルの種をまいていることがあまりにも多くあります。そして、不幸なのは、自分が種を蒔いていることに気づかずに、相手に変化を求めることです。

 トラブルに出逢ったら、自分を鏡に映して考えるべきです。

 「どうして俺ばっかり」「どうしてわたしばっかり」と思う人は、実は偶然でなく、トラブルに巻き込まれやすい何かを持っているということです。

 あなたの周りには優しい人がいますか?それならば、あなたはきっと優しい人なのでしょう。

 心汚い人が寄ってきますか?それならば、あなた自身、それに近い何かを持っているのでしょう。

 トラブルやいやな目にあうことは、実は、自分を変えるように教えていることが多いのです。

 トラブルを起こさない人は、一生起こしません。トラブルを起こす人は、常にトラブルの渦の中にいます。

 

今日のトレーニングテーマ

『内 観』

 

トレーニングの内容・トレーニングの仕方

今日から3日間は、終わりの会で、簡単な日記をつけるトレーニングです。そして、あくまでも、自分を変えるトレーニングです。内観法ともいいます。自分自身の今の気持ちを見つめることが第一のテーマ。次にそれを確認しながら、自分はどう反省すべきだろうかと未来について思いを描くことが第2のテーマです。その観点になるのが、「自己成長」か「逃げ」かです。

トラブルを乗り越えるということは、その地点からの〈逃げ〉か〈自己成長〉かを意味します。逃げの行動を起こした人は、次へ行っても同じ事を繰り返します。自己成長は、内観ができており、自分の良かった部分も悪かった部分も含めて反省が全部できていることです。どんな行動が“逃げ”の行動で、どんな行動が“自己成長”の行動か考えましょう。

 

トレーニング評価(終わりの会で記入)

2年  組 氏名(              )

3月5日(月) 書くときは、どんな小さなことでも、具体的に書くことが基本である。

今日出合ったいやな目を書いてください。

 

それまでの経緯やきっかけを書いてください。

 

自分自信の反省点を見つけてください。

 

今後の対応を「逃げ」と「自己成長」で書いてください。

(逃げの行動)

(自己成長の行動)

3月6日(火) 書くときは、どんな小さなことでも、具体的に書くことが基本である。

今日出合ったいやな目を書いてください。

 

それまでの経緯やきっかけを書いてください。

 

自分自信の反省点を見つけてください。

 

今後の対応を「逃げ」と「自己成長」で書いてください。

(逃げの行動)

(自己成長の行動)

3月7日(水) 書くときは、どんな小さなことでも、具体的に書くことが基本である。

今日出合ったいやな目を書いてください。

 

それまでの経緯やきっかけを書いてください。

 

自分自信の反省点を見つけてください。

 

今後の対応を「逃げ」と「自己成長」で書いてください。

(逃げの行動)

(自己成長の行動)

 

 

 

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