正義を学年の中に復活させる。

100日計画その2

一人で行動するトレーニング

 

先週の金曜日に集会したように、この学年は白から黒へ、人の心や行動が変わってきている。このままでは、きっと、一部の人間(立場の強い人)しか楽しめない学年になるだろう。

今日から100日で、2学年は終わり、新しい学年・クラスとなる。

今のままでいけば、来年は、もっともっと、自分が自分らしく振舞えない、相手の目を気にする学年になってしまうのではないだろうか。

黒から白へ。復活させるには、トレーニングが必要だ。ただ、頭の中でわかっていても、そんなに心は簡単には変わらない。部活動同様、トレーニングが必要だ。

今日から、100日、学年に正義を復活させるためにいろいろな試みをする。

一番大切なのは、そのようなトレーニングに前向きに参加しようとしない雰囲気だ。まずは、その雰囲気がどれくらいなのか、トレーニングと一緒に確認しよう。

 

今日のトレーニングテーマ『孤独になる勇気と、孤独になる心細さを知る』

 

トレーニング内容

 人は、ひとりでは何もできない、意外と弱い動物です。クラスや学年の中に、正義を失わせていくのも、実は一人の力ではなく、心の弱い人間が、固まって、小さなグループを形成するところから始まる。その証拠に、いじめの実態は、1対複数というケースがほとんどである。一人になることを恐れるがあまり、他をよせつけない、固い集団を作る。そして、その集団の中に出てくるのが、自分たちだけ楽しもう、誰かを排除しようという、誤った考え方である。しかし、固い集団であるからこそ、その誤った考え方を、そのグループ内で直すことはできにくくなる。下手にそれをしようとすると、自分が排除されるターゲットになるからである。

 そこで、今日のトレーニングは、あえて一人になる時間を増やして、その心細さや、寂しさ、そして、集団やグループになる意味を確認して欲しい。 

 

トレーニングの仕方

 今日1日は、次の行動の時は、必ず一人での行動を行う。途中で、友人や仲間と出会ったり、たまたま逢ったとしても、決して一緒に行動しない。

@     移動教室の行き帰り

A     トイレに行くとき、帰るとき。

B     清掃中は、一人で黙々。自分の与えられたことのみに没頭、他に協力しない。(ゴミ捨てや、雑巾洗いなど、ひとりで行う)

C     昼食の〜13:00までは、グループにもならず、一人で黙々と食べる。その後は、自由。

 

トレーニング評価(終わりの会で記入)

2年  組 氏名(              )

評価はABCで記入

 

自分のトレーニングに対する評価

クラス全体のトレーニングに取り組む姿勢

このトレーニングをさせない雰囲気にさせる原因(記入)

清掃の時間の孤独をちゃんとできたか

A  B  C

A  B  C

 

トイレの時間の孤独をちゃんとできたか

A  B  C

A  B  C

 

移動教室の行き、帰りをちゃんとできたか

A  B  C

A  B  C

 

昼食の100までの孤独をちゃんとできたか

A  B  C

A  B  C

 

孤独を味わって、気づいたことや感想を、簡単に文章で

 

 

来年で行うトレーニングについて、こんなトレーニングを行いたいというものがあったら書く

 

 

 

 

 

 

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