合戦中には、当然敵PCを倒すことが戦果になるので、重要です。
まず、その方法のひとつは、前線やその周辺で直接PCを攻撃して倒すことで、直接的に戦果を稼ぐ方法ですね。
しかし、それ以外にも、戦果を稼ぐ方法が、いろいろあります。
例えば、採集。採集して、戦場物資を集め、兵器を前線に投入できれば、敵を倒すことになるので、間接的な戦果獲得の手段のひとつといえますね。
さらに、その資材を使って、兵器生産したり、それを前線まで素早く動かすために乗ったりすることも間接的戦果獲得手段といっていいでしょう(兵器は、乗っている人数が多いほど、早く移動できます)。
今回は、そんな間接的戦果獲得手段のひとつで、第一次プレオープンでわたしもやっていた前線後方での誘因陣地建設を紹介します。
なお、誘因陣地とは、三國志オンラインの用語ではありませんが、ここでは、弓櫓を効果的に配置し、敵の突入を妨害する場所のことを誘因陣地と呼びます。
ここで重要なのは、ただ広い場所に弓櫓を設置しても、効果が低く、時には、味方の投石機の進軍を邪魔して、取り壊さないと行けないこともあり、資材の無駄になることも多いということです。
(図1)は、わたしの手書きですが、実際の戦場で、効果的な防衛拠点となった戦場の一部を書いたものです(わかりにくいかもしれませんが、ご容赦ください)。
▲(図1)赤:効果的な場所。ピンク:単独では効果が低い。緑:単独では、敵に壊されやすく、進軍の邪魔にもなりやすいエリア。黄:敵に壊されやすく、無駄になりやすいエリア。
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上が敵側で、下が味方側になり、茶色が侵入できない崖、青が川になります。水色が橋で、その合流地点に弓櫓3基を設置しました(実際の合戦マップでは、上が西側、下が東側になります)。
まず、誘因陣地を作る場所が重要となります。
図1にあるような、崖や橋などで狭くなっていて、敵兵が自然と集中するようなポイントが最適ですね。
例えば、図1の右側の橋のように、橋の出口を挟むように弓櫓を置くと渡ってくる敵兵に対しては、かなり効果的です。弓櫓を橋の正面に作ると、敵の攻撃目標になりやすく、壊されやすいという欠点があります。
もし作るなら、橋の右側のふたつの赤丸の地点を優先的に作り、さらに余裕があるなら、ピンクの丸の地点につくるといいでしょう。
黄色の枠の方は、広くなっていく場所であり、右側からの敵PCも来る場所なので、ほとんど効果的にならない場所です。橋に近い部分も、自軍の投石機の進路を妨害するので、邪魔になってしまいますね。
また、左側は、崖が左から迫ってきて狭くなった非常に有効なポイントです(実際にわたしが3基の弓櫓で作った場所)。
崖の後ろの弓櫓が赤丸なのは、崖があるので、敵の遠距離攻撃を受けにくいので、1基だけでも壊されにくく、敵の突入を防げます。
その上で、橋に近い方のピンクの場所にもう1基建設することで、本来この場所は壊されやすい場所ですが、もう1基の弓櫓が壊しに来るPCを攻撃するので、ほとんど敵を足止めできました。
このように弓櫓が相互に壊しに来る敵PCを攻撃しあうように、複数の弓櫓による連係を考えて配置することが非常に重要になるんですね。
緑の場所は、やや広い場所で、多方面から攻撃されてしまうため、あまり向いていない場所です。無駄とまではいえないのですが、赤丸やピンクの丸の場所が終わったら、他の場所にあらためて建設したほうがいいでしょう。
崖近くの黄色の枠は、敵の攻撃を受けやすいだけでなく、他の弓櫓がなければ、ほとんどダメージらしいダメージを与えずに通過させる場所です。少なくとも、序盤の資材が少ない段階に、最初の弓櫓1基として建設開始してはいけませんね。
ちなみに、赤丸とピンクの丸の間は、投石機がゆったりと通れる程度の幅があり、進軍邪魔しないようにしています。
このように、有効的に弓櫓を配置することで、敵のPCの攻撃(特に反撃など)を止める上に、戦果にもつながるので、もし連合や徒党で前線で戦わないのなら、資材の採取や兵器建造とともに、誘因陣地を効果的に作ってみてください。
これなら、レベル1の初心者でも、多くの戦果につながるだけの活躍ができるはずですね(意外と、こういう陣地を計算して作る戦術的な行動も、求められるし、面白いんですよ)。