ReadMe.TXT

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【ソ フ ト名】 Type 練習 Ver 2.0b (2002/8/31)
【著作権 者】 品川圭二 (http://www.ymg.urban.ne.jp/home/shinako)
【対応 機種】 Windows 95, 98, Me(95では一部表示がずれます)
        Windows 2000(NT は未確認)
【作成 方法】 Visal C++ 6.0
【ソフト種別】 フリーソフト
【転載 条件】 可(雑誌への掲載や他のホームページへ転載する場合は
          一応報告してください shinako@ymg.urban.ne.jp)
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【ソフト紹介】
  よくあるタイピング練習ソフトです。漢字仮名交じり文のローマ字入力練習用と
 して作ってあります。ホームポジションの練習からローマ字の練習,漢字変換を
 使って文章入力の練習まででき,どこからでも練習できます。複数の使用者のデー
 タを記録することができ,成績のグラフ表示もできます。
  また、ワープロ検定の記述試験に対応できるように、「問題練習」を追加しま
 した。
  派手なゲーム性はないので,個人が独学するのには向いてないかもしれませんが,
学校などで先生の指導の下で練習するのにはいいのではないかと思っています。
(学校などの多人数で使う場合は、「Type 練習 LANパック」を使うと、生徒の
練習成果の把握が簡単になります。)

解凍先のフォルダには、次のファイルがコピーされます。
left.dat ........... 左手練習用データ
right.dat .......... 右手  〃
50on.dat ........... 50音練習用データ
kana.dat ........... 仮名データ
roma1.dat .......... 仮名に対するローマ字データ
roma2.dat ..........     〃
roma3.dat ..........     〃
tango.dat .......... 単語練習用データ
type2p.exe ......... プログラム本体
サンプル文章.txt ... 文章入力練習用の文章
サンプル文章2.txt .     〃
ローマ字入力.txt ...     〃
    ヒガンバナ.txt .....     〃  *
    ヒツジグサ.txt .....     〃  *
    七草.txt ...........     〃  *
    笠山.txt ...........     〃  *
四字熟語読み.tpq ... 問題練習用の問題ファイル
主な国の首都.tpq ...     〃  
首都.tpq ...........     〃  
都道府県庁所在地.tpq     〃  
難読文字読み.tpq ...     〃  
同訓と同音の漢字.tpq     〃  
文書処理技術常識.tpq     〃  
ReadMe.txt ......... このファイル

(* のついたテキストファイルは、坂倉さんのホームページ「自然の散歩道」
 "http://www2.ocn.ne.jp/~xju4/" からいただきました。)

練習を始めると、
username.tpd ....... 使用者名のデータ
"使用者名".tpd ..... その使用者の練習データ
TypeSet.ini ........ Type 練習の設定ファイル
というファイルが作成されます。type2p.exe 以外のファイルはすべてテキスト
ファイルですが、tango.dat 以外のファイルは変更しないでください。


【使い方】
 0.type2p.exe を起動します。
   そのままファイルを解凍すれば、「Type 練習」がスタートメニューに登録され
  ます。登録しなかった場合には、マイコンピュータやエクスプローラでインストー
  ルしたフォルダのtype2p.exe を開いて下さい。

 1.まず,使用者の登録をします。
   「Type 練習」を起動したときに、「使用者の選択」ダイアログが表示されます。
   自分の名前を入力すると「名前の追加」ボタンがアクティブになりますので、
  クリックして下さい。リストの中に名前が追加されます。「OK」をクリックして
  練習を始めて下さい。名前に漢字を使う場合は「漢字変換をONにする」をクリック
  してから入力してください。誤った名前を追加した場合は、その名前をクリックし
  た後で「名前の削除」をクリックしてください。
   次回起動したときには、リストの中の自分の名前をクリックしてから「OK」を
  クリックし、練習を始めて下さい。
   練習の途中から使用者を変える場合は、メニューの「ファイル」−「使用者選
  択」をクリックし、使用者を選んで下さい。
   メニューの「オプション」−「Type 練習 の設定」で、「起動時の使用者」を
  決めておくと、起動時に名前を選択しなくても練習が始められます。

 2.練習方法
   タッチタイピングを習得するには、指の使い方を必ず守り、キーボードを絶対
  見ないようにしなければなりません。ホームポジションに両手の指を置き、同じ
  色のキーは同じ指で打つように練習してください。(「F」と「J」のキーは
  ほかのキーと違って、印がついていたり彫りが深かったりするので、見なくても
  キーの位置が分かります。そこへ、両手の人差し指をおいてください。)
   タブをクリックするかメニューの「練習」から,練習の種類を選んでください。
  「スタート」をクリック(または「Enter」キーを押)した後,どれかキーを押し
  たときから(または秒読みの後)練習が始まります。練習は文章入力練習をのぞ
いて1分単位で行われます。練習を途中でやめるには「ストップ」をクリック
(または「Esc」キーを押)します。
※ 「アルファベット練習」「ローマ字50音練習」「ローマ字単語練習」では、
 スタートボタンを押すたびに、練習問題が変わるようになっていますが、同じ
 問題をもう一度練習したい場合は F12 キーをスタートボタンの代わりに押して
 ください。

 @準備運動
   指の運動です。キーを覚えることよりも、薬指や小指など日頃動かさない指の
  ための練習です。表示されているアルファベットを順番に打ってください。間違
  いは無視されるので、落ち着いて正しいキーを打ちましょう。正しく打たれたア
  ルファベットは水色に変わります。(注 _ のところはスペースキーを打ってく
  ださい。)リズムに乗って打てるように練習しましょう。「キーガイドを表示す
  る」チェックボックスをチェックすると次に押すキーの色が変わりどのキーを押
  せばよいかがわかります。(この練習はほかの練習と並行して行ってください。)

 Aアルファベット練習
   ランダムに表示されるアルファベットをみてキーを打ってください。ホームポ
  ジションの練習からアルファベットすべて(+数字)の練習までを行います。テ
  ンキーの練習は必要に応じて行ってください。練習段階はラジオボタンかメニュー
  の「練習」で選びます。「キーガイドを表示する」チェックボックスをチェック
  すると次に押すキーの色が変わりどのキーを押せばよいかがわかります。

 Bローマ字50音練習
   ランダムに表示される仮名をみてローマ字で打ってください。「ローマ字を表
  示する」チェックボックスをチェックするとローマ字が表示されますので、初め
  のうちはそれを見ながら練習するとよいでしょう。「しゃ」はローマ字が「sha」
  と「sya」の2通りありますが、どちらで打っても大丈夫です。このように、ローマ
  字が2通りあるときには2通りのローマ字が表示されるので、打ちやすい方で打って
  ください(ローマ字の表記はATOKにあわせてあります)。清音・濁音・半濁音の
  練習,拗音の練習,すべての練習に分かれています。ラジオボタンかメニューの
  「練習」で選択できます。(注 _ のところはスペースキーを打ってください。)

 Cローマ字単語練習
   650個ほどの単語が「tango.dat」にテキストファイルとして登録してありま
  す。この中からランダムに表示される単語をローマ字で入力していきます。「ん」
  は次に続く文字が「A」「I」「U」「E」「O」「Y」「N」ではじまる文字以外であ
  れば、「N」だけで入力できます。「tango.dat」を編集すれば好みの単語を使うこ
  とができます。「ローマ字を表示する」チェックボックスをチェックするとローマ
  字が表示されます。

 D文章入力練習
   任意のテキストファイルを読み込んで,入力の練習をします。漢字変換も使用し
  ます。練習用の文章は「Type 練習」と同じフォルダにテキストファイルで用意し
  てください(半角文字は使わないでください)。「練習文」のドロップダウンリス
  トボックスから、練習したいファイルを選んで下さい。練習用の文章が上のウイン
  ドウに表示されるので、下のウインドウにその文章を入力してください。
  @オプションの「文章入力練習」で「入力中にチェックする」をチェックしてい
   る場合は、正しく入力された範囲は水色に変わります。間違えて入力した部分
   はバックスペースキーなどで編集してください。
  Aオプションで「入力後にチェックする」にチェックしている場合は、入力後に
   「チェック」ボタン(Esc キー)を押してください。入力した文章を自動的に
   チェックし、正しい部分を水色に変え、誤字脱字数を計算します。
  Bオプションで、「時間を制限する」にチェックをした場合は、練習時間を設定
   できます。設定した練習時間がくると、入力途中でも練習を終了します。
  「サンプル文章.txt」「サンプル文章2.txt」「ローマ字.txt」は350字の
  文章です。日本商工会議所主催のワープロ検定の3級の文字数です。検定試験では
  10分ですが、8分以内に入力できるように練習してください。
  ※ 問題文の中「 _ 」はスペースを表しています。入力するときは、
   「 _ 」ではなくスペースキーを打ってください。

 E問題練習
   「問題」のドロップダウンリストボックスから、練習したい問題を選んで下さ
  い。「スタート」ボタンを押すと、すぐに練習が始まりますので、答えを入力し、
  「Enter」キーを押して下さい。答えが正しければ○、間違っていれば×と正しい
  答えが表示され次の問題に移ります。「Tab」キーを押すと問題をパスできます。
  答えが下に表示されますので確認して下さい。

(4)グラフ表示
  メニューの「グラフ」−「グラフ表示」を選ぶと,今までの成績が青いグラフで
 表示されます。グラフが青の範囲(「次の練習へ」)にはいるように練習を
 がんばってください。ローマ字単語練習までの練習では、ミスタッチの割合が赤い
 グラフで表示されます。文章入力練習では、各文章ごとのグラフも表示できます。
 「問題練習」では、問題ごとにグラフが表示されます。ドロップダウンリストで
 文章や問題を選んで下さい。
  「もう少し」や「次の練習へ」の値は、「オプション」−「Type 練習 の設定」で
 変更できます。

(5)オプション
  メニューの「オプション」−「練習の設定」では、
  @スタートボタンを押した後に「キー入力後スタートする」か「秒読みをして
   スタートする」か
  A1回の練習が終わるときに、「秒読みをする」か、「音を鳴らす」か
  B「文章入力練習」で、「入力中にチェックする」か「入力後にチェックする」か
   また、「練習時間を制限」して練習するかどうか
  C「問題練習」を、時間を制限して練習するか、誤答をした数を制限して練習する
   か(それぞれ、時間、誤答数を設定できます。)
  D「ミスタッチを音で知らせる」かどうか
  E「ミスタッチを減点する」かどうか
  F「ミスタッチの割合をグラフ表示する」かどうか
  などが選べます。お好みで選んでください。ユーザーごとに指定できます。
  (秒読みの音を出すにはMIDI音源が必要です。)
  「オプション」−「フォント設定」では、練習文のフォントを変更できます。
 フォントサイズとフォント名、ボールド、イタリックがユーザーごとに指定
 できます。
  「オプション」−「Type 練習 の設定」では、次のことが設定できます。
  @グラフ表示での「もう少し」や「次の練習へ」の値を変更できます。目標に
   合わせて設定してください。
  A「データを保存するフォルダを指定する」にチェックすると、練習データを
   保存するフォルダを指定できます。指定しない場合は「Type 練習」をインス
   トールしたフォルダに保存されます。
  B「起動時の使用者」のリストボックスで自分の名前を選んでおくと、
   Type 練習を1人で使用する場合は、毎回使用者選択をしなくてもすぐ練習が
   始められ便利です。

(6)ツールバー
ツールバーのボタンは、それぞれ左から、使用者変更、グラフ、フォントの設定、
 練習の設定をメニューから選ぶのと同じ動作をします。

(7)その他
  @ウィンドウを横方向に伸縮すると、問題文を表示する部分の幅を変更できます。
   これによって、1行文字数を変更することができます。
  A「文章入力練習」で、練習を始める前と練習が終わった後は、「Shift+↑,
   Shift+↓」で問題文をスクロールできます。
  B「アルファベット練習」「ローマ字50音練習」「ローマ字単語練習」で、
 「Shift+Enter」をスタートボタンの代わりに押すと、同じ問題でもう一度
 練習できます。

 ■変更点

 Version 1.41 → Version 2.0
  1.「問題練習」を追加した。「問題練習」では練習時間を設定できるように
    した。また、誤答数を決めて練習を終えることもできるようにした。
  2.「文章入力練習」で、練習ファイルの選択方法を変更した。
3.グラフ表示のアルゴリズムを見直し表示を速くした。
  4.LAN 上で使用するための機能を追加した。(TypeView 2.0 を使用)
  5.ウィンドウを横方向に伸縮して、練習文の一行文字数を変更できるように
    した。
  6.「文章入力練習」で、制限時間を設定できるようにした。
  7.「文章入力練習」の「グラフ表示」を練習文ごとに表示できるようにした。
  8.残り時間をプログレスバーで表示するようにした。バーの色は残り10秒から
    黄色、練習が終わると赤に変わる。
  9.スクロールのアルゴリズムを変更した。
 10.「文章入力練習」で問題文をスクロールできるようにした。
 11.「アルファベット練習」「ローマ字50音練習」「ローマ字単語練習」で、
 同じ問題でもう一度練習するときは「F12」を押すようにしていたのを
 「Shift+Enter」に変更した。
 12.「ローマ字単語練習」までの練習では、ミスタッチの割合をグラフ表示
    できるようにした。
 13.「ローマ字単語練習」用の単語を、文節で区切ったものを中心に増やした。
 14.練習データを保存するフォルダを指定できるようにした。

 Version 1.4b → Version 1.41
1.残り時間と入力速度の表示がちらつくのを修正した。
2.グラフ表示で、練習回数とずれがあるのを修正した。
3.Version 1.2b でミスタッチ数を減点できるようにした際、入力速度の
  計算が記録に反映されていないのを修正した。
4.各練習ごとに、練習回数が表示されるようにした。
5.「文章入力練習」で「ファイルを開く」ダイアログの初期フォルダが、
  変わることがあるのを修正した。
6.グラフ表示での「もう少し」や「次の練習へ」の値を変更できるようにした。
7.終了時のメッセージボックスを省略した。


 Version 1.3b → Version 1.4b
1.ツールバーをつけた。
2.起動時の使用者を設定できるようにした。(1人で練習する場合、いちいち
  使用者選択をするのはめんどうである。)
3.「アルファベット練習」「ローマ字50音練習」「ローマ字単語練習」で、
  F12 キーをスタートボタンの代わりに押すと、同じ問題でもう一度練習できる
  ようにした。


 Version 1.2b → Version 1.31b
  1.練習文のフォントを変更できるようにした。
    フォントサイズとフォント名、ボールド、イタリックがユーザーごとに
    指定できる。
2.Windows2000 で、スクロールするタイミングが遅れる不具合を修正した。
  (※ WindowsNT では未確認)

 Version 1.1 → Version 1.2b
  1.「文章入力練習」以外の練習で、ミスタッチ数を入力文字数から引くか
    どうかを選べるようにした。
  2.「文章入力練習」で「入力後にチェックする」ことができるようにした。
    この方が実際の検定試験に近い練習ができると思います。「オプション」で
    選んでください。
  3.「文章入力練習」で選んだ練習文章が、タブをクリックして他の練習に
    切り替えた後「文章入力練習」に戻ったときに消えてしまうのを、消えない
    ようにした。

 Version 1.0 → Version 1.1
1.「準備運動」で「キーガイドを表示する」にしたとき、同じキーが続くと
  分かりにくかった点を修正し、スペースキーも表示するようにした。
2.練習のスタート時に「キー入力後スタート」か「秒読みをする」かを、
  練習が終わるときに「ブザーを鳴らす」か「秒読みする」かを使用者ごとに
  選べるようにした。
3.ミスタッチ時に音を鳴らすかどうかを選べるようにした。
4.「キーガイドを表示する」「ローマ字を表示する」チェックボックスの
  設定を、使用者ごとに保存するようにした。
5.「Type 練習 データビューア TypeView」から「グラフ表示」での
  「もう少し」と「次の練習へ」の値を設定できるようにした。


ご意見ご希望や不具合などがありましたら、上記メールアドレスまで
ご連絡ください。今後の参考にさせていただきます。


※ このプログラムを使用して生じたいかなる損失についても責任は負いかねます。


                                  以上