「治療の方針」
 
「つらい症状の解消」だけでなく、「健康体」にするために、五臓六腑の血流を改善します。 五臓(肝、心、脾、肺、腎)は、血流量が多いので、うっ血、むくみ、になりやすく、冷えやすい。特に、腎臓の冷えは、全身の強い冷えの原因になる。脾とは膵臓のこと。  
 冷えは、冷える順序がある。その冷えた順序を追いかけて治療する。五臓のツボ(経絡)に鍼灸指圧治療をすると、五臓に、緩やかに刺激が伝わり、働きが復活して冷え(うっ血、むくみ)が抜ける。
 五臓の血流が良くなると、六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)の血流も改善していく。五臓六腑の血流が良くなると、全身の血流が良くなり、体温が上がり、苦しんでいた症状から開放される。三焦は自律神経みたいなもの。
 したがって、腰痛、肩こりなどの部分の治療の前に五臓六腑の治療を行う方が結果として、症状改善の近道となる。健康増進、病気予防にもなる。
 五臓六腑の治療の後は、血流が良くなり、体温が上がり、顔色が良くなる。患者に症状を確認すると、ほとんど、軽快していることが多い。また、まだ痛いところがある場合、その部分をピンポイトで治療すると、スッと消える。

 
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