駒の評価点を覚えよう
7種類の駒はそれぞれ能力に差があります。
それを点数で表しますと上の図のようになります。
この駒の点数は違う種類の駒の交換する場合の判断材料になります。なお帥・将は王様であり、これが取られたては負けなので点数はつけられません。
点数のつけ方で最初意外に思うのは炮と車では点数に大きな違いがあることです。
炮は車と同じ動きをし駒を飛び越して取れますので強そうに思えます。
しかし障害物がないと駒を取れないわけで思ったより弱い駒なのです。
これは何番か指していくうちに実感できると思います。
シャンチーはとにかく車が強くチェスのクイーン(飛車角合わせた働き)に近い存在です。
ちなみにチェスはポーン(兵)1点、ナイト3点、ビショップ3点、ルーク5点、クイーン9点となります。

駒の評価点
◎兵・卒を1点とすれば
◎士は2点
◎相・象は2点
◎河を渡った兵・卒は2点
◎馬は4点
◎炮は4・5点
◎車は9点
◎帥・将に点数はない

駒交換の例
駒交換の例を上の2つの図で示しましたので参考にしてください。
さすがの車も馬、馬、象の三枚換えでは苦しいです。
なお駒の点数はあくまで基本の目安であり、実戦では常にケースバイケースです。
交換した後の駒の動きや手番を握っている、相手の王に迫っているかなどいろいろな要素で変化します。
どんなに駒損でも王様を詰めれば勝ち、どんなに駒得しても王様が詰まされたら負けなのをお忘れなく。

その他のルールに続く。