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(「朝鮮祖国平和統一委員会・代弁人談話」 朝鮮中央通信 2018123日付)
http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=igisa3&no=1146612

           <朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)・代弁人談話
            歯が震える特大型妄動を断じて許さない

芸術団派遣・現地視察代表団に対する重大な政治的挑発妄動は、南朝鮮当局に責任がある

我々の誠意のある努力によって、北南関係改善の突破口が開かれ、和解の温かい風が吹いていることに対し、全同胞と全世界が熱烈に歓迎している。
しかし、この様な北南関係改善の流れに水を差し、民族の大事を台無しにしようとする、傀儡保守輩党の妄動が度を過ぎて、内外を驚愕させている。
 22日、ソウルの中心で白昼に繰り広げられた特大型の挑発行為は、北南関係の改善と統一へ向かう民族史の流れに挑戦した、逆賊一味の妄動がどの域に達したかを赤裸々に見せた。
 同日、我々の芸術団派遣の為の現地視察代表団のソウル到着とタイミングを合わせ、ソウル駅前の広場に押し寄せた「大韓愛国党」の輩は、我々のオリンピック参加を悪辣に誹謗する記者会見を開いて、乱暴を弄し始めた。
この輩どもは、“平昌オリンピックが、北の体制を宣伝し、北の核を既定事実化する平壌オリンピックに変わっている”“北の応援団派遣と、マシクリョン(馬息嶺)スキー場共同訓練は、カンウオン(江原)道民とピョンチャン(平昌)住民の、汗と努力を水泡に帰させようとする意図”だと悪声を高めた挙句、大胆にも我々の最高尊厳の象徴である肖像画と共和国旗を燃やしてしまう天人共に激怒する蛮行まで、憚ることなく働いた。
これは、北南関係改善のために傾けている、我々の誠意と努力に対する我慢できない愚弄であり、オリンピックを北南対決場にしようとする故意の政治的挑発として、千秋(永遠)に許せない特大型の犯罪行為である。
今競技大会の成功的開催のために誠意の限りを尽くしている同族に,礼を表せないとしても、あらゆる誹謗・中傷を生業とした挙句、我が代表団の面前で想像も出来ない、歯ぎしりする妄動を振るったのであるから、保守悪党こそ、人間であることを辞めた醜悪なゴロツキの群れでなくて何と言えるだろうか。
李明博、朴槿恵の食べ残しを食いながら、あらゆる反逆行為を生業(なりわい)として,歴史の峻厳な裁きを受けドブに押し込まれた保守一味が、再び頭をもたげて特大型の挑発妄動を振るっているのは、民族の羞恥、恥さらしだと言わざるを得ない。
一握りもならないこのような人間のくずのため、オリンピックを民族共通の慶事として執り行おうとする我々の努力と全同胞の念願が愚弄され、今大会の前途に暗雲が垂れ込めているのは、実に慨嘆すべきことである。
同族に対する初歩的な礼儀と道徳はおろか、人間の体裁を完全に喪失した人間廃物、生かしておくと民族に害悪だけを及ぼす歴史の汚物が、即ち傀儡保守一味である。広がる事態に接した南朝鮮の各階層が、保守悪党らの妄動は北南関係において新たな痛みを予告させるとし、ゴミがこれ以上悪臭を漂わさないように、早急に埋葬しなければならないと声を高めているのはあまりにも当然である。
さらに問題視せざるを得ないのは、このような重大な政治的挑発妄動が、公然と強行されるように放任しておいた南朝鮮当局の対処である。
オリンピックが、北南間の信頼と和解を図る場になることを心から願った為、我々は、南朝鮮当局が同族間の不信と対決を煽り立て、相手を刺激する一切の行為が発生しないように、自分のなすべきことを果たす事に、分かるように忠告も与え、警告もした。
しかし、南朝鮮当局が、保守輩党の対決狼藉が無分別に強行されている実情をはっきり見ながらも、“表現の自由”を云々して、“自制することを頼む”とか何とかと、恩着せがましく振る舞い、生ける屍らの顔色を窺って、どっちつかずに行動している為、事態が収拾されるはずがなく、より険悪に広がっている。
これは、保守輩党が一層意気揚々となって、のさばるように助長させる犯罪行為と違わない。天も恐れず強行した、傀儡保守輩党の犯罪的妄動は、今、我が人民を恐ろしく激怒させている。
我々は、我々の神聖な尊厳と象徴を冒涜した、保守悪党らの極悪非道な妄動とそれを黙認した南朝鮮当局の誤った対処を、絶対に許さないであろう。冬季オリンピックに関連する今後の行動措置も、慎重に考慮せざるを得ない。
南朝鮮当局は、今回の政治的挑発に対して全民族に謝罪しなければならず、犯罪に加担した連中を厳罰に処し、再発防止対策を徹底的に講じるべきである。同族に対する悪意的な悪態と挑発を生業としている保守輩の対決狂気によって、オリンピック参加のための北南合意と日程が台無しになるなら、その全責任は保守輩党と南朝鮮当局が負うことになるであろう。
我々は、北南関係を大切に考えるが、特大型の挑発行為に執着して、我々の最高の尊厳と国家の神聖な象徴にあえて挑戦した対決狂信者らの不作法な妄動を見てまで、引き続き善意と雅量を施す考えはない。我々は、今回の特大型犯罪に関連する南朝鮮当局の今後の態度を鋭く注視するであろう。
                                             (訳 柴野貞夫 2018123日)