(民衆闘争報道) 「高江・辺野古につながれ!沖縄の課題を私達の課題にする11・25奈良集会」に結集しよう (2012年11月21日)
沖縄民衆の「平和的実力闘争」に連帯し、米軍基地の撤去!オスプレイ配備止めろ!11・25奈良集会(於・東人権文化センター)への結集を呼びかけます
柴野貞夫時事問題研究会
沖縄県民の怒りは、「沸点に達している!!」と、18日の米海兵隊将校による住居侵入事件に対し、11月19日、県議会、那覇を始めとする市町村は、一斉に憤激の声を上げ、日本政府と米軍に対し、「米軍犯罪多発の防止は基地の縮小・閉鎖以外にはない」と決議した。
10月1日から始まった海兵隊の殺人ヘリ・オスプレイの沖縄配備以降、9月19日の≪日本国に於ける新たな航空機(MV−22)に関する日米合同委員会合意≫に基づく政府決定で、日本政府が米軍と「合意」したと言うオスプレイの「飛行制限」が、ことごとく破られただけではない。米兵による沖縄県民に対する野蛮な犯罪行為も日を増して増大し、10月の集団女性暴行致傷事件後 たて続けに2件の暴行・住居侵入が発生し、日本側に米兵の逮捕権さえない現実がまたしても暴露された。
「沖縄は米国の植民地ではない」と、過日の「琉球新報」紙はその社説で主張している。それは、沖縄県民の一致した抗議の声でもある。
旧安保の「行政協定」を横滑りさせる事を保障する多くの「密約」によって、「米軍特権と米軍基地の制限なき自由使用」を容認にしている「現行安保」とそれに付随した「地位協定」が、沖縄の「植民地化」を固定化させている。
沖縄民衆のこの現実に目をそらす事は、本土民衆が沖縄民衆を見殺しにすることであり、沖縄民衆を犠牲にし、差別することである。今こそ沖縄民衆とともに、「安保条約・地位協定」廃棄に向かってともに行動しよう。
米空軍兵による住居侵入中学生傷害事件に抗議する集会で、基地に向かい怒りの声を上げる参加者たち=11月2日夜、北中城村のキャンプ瑞慶覧・石平ゲート前(出処―琉球新報)
「高江・辺野古につながれ!沖縄の課題を私達の課題にする11・25奈良集会」は、以下の要領で行います。
主催―奈良沖縄連帯委員会、沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会
共催―憲法を生かす奈良県民の会
場所・東人権文化センター(旧・古市人権センター)
日時・2012年11月25日 13時30分
○記念講演 参議院議員 山内徳信
○沖縄からの報告 沖縄平和運動センター事務局長 山城博治
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