(韓国 民衆言論 チャムセサン 2008年12月29日付)
http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=51032
イスラエルのガザ侵攻、世界が批判
ピョン・ジョンイル記者
明日、(ソウル)在韓イスラエル大使館前、抗議記者会見
イスラエル侵攻でガザ地区で300名に近い人々が死亡するや、これを批判し、攻撃中断を要求する示威が世界各地で火がついている。
空爆二度目の28日、スペイン、マドリードで、イスラエル大使館前に数百名が集まり、イスラエルの、ガザ地区侵攻を非難した。彼等は、“イスラエルはテロリストだ”、国家テロを中断せよ”“パレスチナ人ホロコーストに反対する”などのプラカードを掲げた。
△スペイン・マドリード イスラエル大使館前で。“イスラエルによるジェノサイド”を非難(出処・www.flickr.com)
△スペイン・マドリード イスラエル大使館前 数百名の抗議。“イスラエルがテロリストだ”(出処・www.flickr.com)
<AFP>は、英国の警察がロンドン駐在イスラエル大使館前抗議集会で、10名を逮捕したと報道した。
デンマーク警察も、約700余名が抗議集会に参加したと発表したが、集会主催者側は、約2000余名に達すると明らかにした。
フランスでも、約200余名がシャンゼリエに集まって、フランス警察はフランス全域で約1300名がイスラエルのガザ侵攻に反対する集会に参加したと発表した。
△フランスでもイスラエルの侵攻を非難する示威が開かれた。(出処・同上)
最大規模の集会は28日エジプトで開かれた。約4000余名がエジプトの首都カイロで示威を繰り広げた。<AFP>は、エジプト全国で8000余名が示威を行ったと報道した。レバノンのヒズボラ指導者であるハサン・ナスラルラは、28日エジプト人達に(テレビの)画像演説を通して、“数百万”が街に出よと訴えた。
△ヒズボラ指導者である、ナスラルラが画像演説をしている。(同上) エジプト人達が政府を威圧し、ガザと通じる国境を開くようにして、イスラエルの爆撃でパレスチナ人達を救ってくれと言う訴えだ。
ナスラルラは、300余名が死亡した今回のイスラエルの空爆を、2006年夏、31日間進行されたイスラエルのレバノン攻撃になぞらえた。当時、イスラエルのレバノン攻撃で、約1200名以上が死亡したことで知られている。
カナダトロントでも、イスラエルを非難する示威が開かれた。カナダ<CTV>は、約800余名が示威に参加し、“イスラエルがテロ犯だ”と、叫んだと報道した。イスラエルを支持する示威も開かれたと付け加えた。トロントの示威に参加したチェニー・ペット‘イスラエルアパルタイド反対連帯’所属参加者は、“我々は、すぐる18ヶ月間封鎖処置受けたガザ住民達と連帯する為に、この場所に居る。我々は、彼らに加えられた、さらなる他の戦争犯罪をみているだけだ。”と非難した。韓国も30日午前、駐韓イスラエル大使館前で、イスラエルのガザ地区の空襲中断を要求する記者会見が開かれる。
(訳 柴野貞夫)
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