子どもや若い人たちに戦争体験を伝えたい  

  
 ちば・戦争体験を伝える会は・・ 
 
 今も世界各地で戦争や紛争が続き、日々、街が破壊され、人々が殺され、傷つき、嘆き悲しみ、飢えに苦しむ映像が届きます。79年前までは、この国もずっと戦争を繰り返し、海外に渡って人々を殺し、殺され、病気や餓死で多くの兵士や民間人が亡くなりました。終戦後、外地に置き去りにされた人々の引き揚げは過酷なものだったとのことです。戦争で受けた心身の傷は、長く障害として残り、PTSDとなって人々を苦しめてきました。
 二度とあの悲惨な戦争を繰り返させないために、戦争を知らない子どもや若い人たちに、実際の戦争がどのようなものだったのか、きちんと伝えておきたい・・という70代・80代の皆さんの熱い思いを受け、2005年7月にスタートして以来、さまざまな活動をしてきました。
 始めに、終戦間近の千葉市空襲を体験された皆様にお話を伺い、手記や絵を寄せてくださいと呼びかけました。その後、呼びかけに応えてくださった方々に直接子どもや大人の集まりで体験を語っていただき、やがて、紙芝居づくりが始まり、これまでに千葉市空襲やさまざまな戦争体験の紙芝居19作品が完成。学校や地域のイベント等で、紙芝居と体験談の出前講座を行ってきました。
 2010年10月には、それまでに完成した紙芝居と体験談・地図・写真・通信・その他の資料を1冊にまとめ「伝えたいこと―記憶を刻み 二度と悲惨な戦争を繰り返さないために―」を和泉書房から刊行しました。
 2011年に「千葉市空襲と戦争を語る会」の皆さんと「千葉市空襲66周年戦争を繰り返さないための集い」を千葉市文化センター9階会議室で開いて以来、2012年・2013年にきぼーる11階で集いと戦争展を、2014年からは、きぼーる1階アトリウムで「ピースフェア」を毎年5月か6月に5日間、開いてきました。
 2020年は新型コロナの感染拡大で、きぼーるでの開催を中止し、ホームページ上での開催としました。ぜひ、ホームページをご覧ください。 
 
千葉市平和のための戦争展 ピースフェア2020in千葉
 2021年はなんとか会場で開催。2022年・2023年・2024年も無事開催しました。

☆活動に関心のある方は、ぜひおいでください。(トップページに予定掲載)
・千葉市民活動支援センター活動部会として、千葉市空襲と戦争を語る会と毎月合同例会(不定期)

★お問い合わせ marityan@kde.biglobe.ne.jp (市川)