きらめく波を風が追いこしてく夕暮れの砂浜
あなたはもうすぐ この海のむこうに行ってしまうから
好きにならないようにしてたのに
まぶしそうに海を見ている横顔
忘れないように焼きつけてた
海からの風に逆らい独り歩く朝焼けの砂浜
あんなにあなたに強気でいたのは
「恋してなんかない」
自分に言い聞かせたかったから
切なくて海に 来てたたずむ
もうあなたに届かない
海からの風がやんでしまったら
このまま崩れ落ちてしまいそう
独りで歩く 砂浜をはなれ
心は空をただよう