躰道とは体軸を変化させることにより
攻防を展開する(創造進化の)武道である
躰道は武道の公理である、体気(呼吸)、動功(躁体)、制御(相剋)を学びます。
訓練することにより
能動発現体(のうどうはつげんたい)=自分が思ったときに思ったように動ける肉体
直視判断力(ちょくしはんだんりょく)=その場の状況に応じて、正しい判断を瞬間的にする能力
を身に付けます。
また、主体性を育てます。主体性とは決して個人主義的な考え・行動ではなく、主導性、自主性、協調性、独自性、創造性全てを兼ね備えたものです。
躰道はかつての武術のように、山奥で隠遁生活を送り、自らの技術と能力のみを鍛えていくというような方法ではなく、社会・自然の中で訓練をします。躰道の訓練を通じ、能動発現体・直視判断力を備えた主体的人間を育成することを目指します。このような主体的人間が世界で活躍することにより、活力ある社会が作られ、世界の平和に貢献できると考えます。故
祝嶺正献 最高師範も『世界平和のために』と生前仰られておりました。このように躰道が社会へ貢献することを『社会還元』と躰道では呼び、積極的に社会へ躰道および躰道人を送り出しています。
躰道は創始者 祝嶺正献最高師範が、第二次世界大戦中に海軍特殊潜航艇”蛟龍”(人間魚)の乗組員としての訓練を受ける中で考案された武道です。さらに1965年、宇宙船ジェミニ4号から送られて来る無重力状態で乗組員が船外活動をする映像から、3次元の運動空間から繰り出される技の更なるヒントを得ました。躰道の歴史、技術的な詳しい説明は他の躰道のサイトでたくさん説明されていますので、そちらをご参照ください。