とんぼ調査隊

〜 里山の詩 (1) とんぼ 〜

愛してやまないとんぼたち
自然(じねん)塾




Japanese Tombo Jr <YAGO> Pictures gallery

貴重なヤゴたち

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ウチワヤンマを日本一美しいヤゴと断定して異論のある人はいないと思う。これほど美しいヤゴが泥の中に潜っている。泥から生えて咲くあの蓮の花のようだ。 成虫になるのに2年以上かかる、広いため池の深い場所に潜み採集は困難である。
ハッチョウトンボのやゴは5ミリ程度しかない、日本一小さなヤゴ。しかし浅い湿地に生息しているため、意外に捕食されにくい。湿地さえ保全できれば絶滅はしない逞しいトンボだと思う。 <<<ハッチョウトンボ脱皮殻
ハッチョウトンボ
サラサヤンマのヤゴは見つけるのが非常に難しいので、愛好家からは「夢のサラサ」と呼ばれています。全国でも発見例は数例に過ぎません。2007年1月に、湿地で3頭採集し、1頭は羽化しました。 サラサヤンマの羽化
ムカシトンボは渓流の上流域にすむ「生きた化石」と呼ばれるトンボです。日本とヒマラヤにのみ生息しています。成虫まで3〜5年かかるといわれ、捕まえると音を出します。 <<< ムカシトンボ(若令)
キイロヤマトンボも少ないヤゴです。川幅の広い流れの緩やかな川の砂底に生息します。コヤマトンボより足が長く、また池などで見つかるオオヤマトンボとも住みわけているようです。
上/キイロヤマトンボ
下/オオヤマトンボ
マルタンヤンマのオスはトンボの中でも1、2の美しさです。ヤンマのヤゴの中では小振りですが独特の色をしています。限られたため池などに見られます。成熟したオスを見つけるのは、なかなか困難です。 マルタンヤンマの調査
アオヤンマはヨシなどが茂るため池に生息しています。ほとんど草などにしがみついていて長期飼育はなかなか難しいです。近年ため池の改修等により生息数が非常に減ってきています。 ミルンヤンマは渓流に見られるほっそりしたヤゴです。
水底に生息するサナエトンボのヤゴは大抵動きもゆっくりですが、キイロサナエは活発に動きます。捕まえた時に指に噛みつくような仕草をします。川の下流域の砂底等に住んでいます。スマートなヤゴです。 タイワンウチワヤンマは広いため池に住み、ヤゴの確認はなかなかできません。





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思い出のトンボたち

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ナニワトンボはアカトンボの仲間です。成熟したオスは、青くなる珍しいトンボです。周囲に林があり、粘土質の土手の残る、ため池などに生息します。 <<< ナニワトンボの繁殖池
マイコアカネは名前の通り舞子さんのように白粉をぬったように白い顔のトンボです。山に近い休耕田のような限られた湿地で見かけます。 <<< マイコアカネの胸部
ハッチョウトンボは湿地にすむ、日本一小さいトンボです。メスは特異な虎模様をしていますが、保護色になり、なかなか見つけにくいです。 <<< ハッチョウトンボのオス
ミヤマアカネは山地によく見られます。羽に帯がありよく目立ちます。この種もアカトンボの仲間ですが、体の黄色いアカトンボです。 アカトンボ教室

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