Copyright 2008 Roku-mushi Productions .


湿地のハッチョウトンボ

ハッチョウトンボは日本一小さいトンボ、湿地に生息する。近年ますます生息地が狭まっている、湿地には数多くの生き物や植物が生息し、その中でこの小さなトンボは生き続けている。この度新しい生息地を確認したのでここに紹介するものである。おそらくこの場所は私以外には知らないのではないだろうか。

 生息地の様子  脱皮殻と脱皮後の新成虫  ヒメアカネ、オニヤンマとの比較

 湿地の環境

この湿地の存在が人に知られていないと判断したのは、サギソウ、モウセンゴヶ、そしてもう10年は見かけていない、絶滅したと思っていた「トキソウ」が咲いていたことによる。湿地に見られる美しい蘭だ、そしてまたこの場所には「キセルアザミ」がそこここ見られた。「ヒョウモンモドキ」を採集した場所とは少し離れているがひょっとしたらと、つい思ってしまった。

ハッチョウトンボ と捕食者

ハッチョウトンボは日本一小さいトンボ、脱皮殻もまた非常に小さく羽化直後でなければまず残っていない。また湿地には数多くの補食者が生息し、その中でこの小さなトンボは生き続けている。ハッチョウトンボは今も逞しく生きていた。                                                  2015.06.18

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