2-3.鋼橋新設塗装仕様
2-3-4-1.連結部塗装仕様(C-5,D-5)
1)高力ボルト連結部
塗装系 分類 |
外面一般部 の塗装系 |
適用 部位 |
素地調整 | 工 程 | 規 格 | 塗 料 名 | 大日本塗料該当商品 | 標準使用量 g/u/回(塗装方法) |
目標膜厚 μm/回 |
塗装間隔 (20℃) |
積算セット価格 2008年版 |
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F-11 | C-5 | 外面 | [工場] 1次、2次 素地調整 ブラスト処理 ISO Sa2 1/2 [現場] 動力工具処理 ISO St3 |
製鋼工場 | プライマー | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチプライマー | ゼッタールOL | 160(スプレー) | (15) | 〜6ヶ月 | \67,500 |
橋梁作成 工場 |
下塗 | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチペイント | ゼッタールOL-HB | 600(スプレー ) | 75 | ― | \72,000 | ||||
現 場 | ミストコート 下塗 [下塗] ※3 中塗 上塗 |
鋼道路橋塗装用塗料標準 〃 [ 〃 ] 〃 〃 |
変性エポキシ樹脂塗料下塗 超厚膜形エポキシ樹脂塗料 [ 〃 ] ふっ素樹脂塗料用中塗 ふっ素樹脂塗料上塗 |
エポオール#40下塗 ※1、※2 エポニックスH [ 〃 ] Vフロン#100H中塗 Vフロン#100H上塗 |
160(スプレー)、130(ハケ) 1100(スプレー) [500×2回(ハケ)] 170(スプレー)、140(ハケ) 140(ハケ)、120(ハケ) |
― 300 [300/2回] 30 25 |
1日〜10日 1日〜10日 [1日〜10日] 1日〜10日 |
\40,600 \10,600 \10,600 \43,200〜 \127,520〜 |
||||
C-5 (都市内等 の場合) |
製鋼工場 | プライマー | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチプライマー | ゼッタールOL | 160(スプレー) | (15) | 〜6ヶ月 | \67,500 | |||
橋梁作成 工場 |
下塗 | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチペイント | ゼッタールOL-HB | 600(スプレー ) | 75 | ― | \72,000 | ||||
現 場 | ミストコート 下塗 [下塗] ※3 中塗 上塗 |
鋼道路橋塗装用塗料標準 〃 [ 〃 ] 〃 〃 |
変性エポキシ樹脂塗料下塗 超厚膜形エポキシ樹脂塗料 [ 〃 ] ふっ素樹脂塗料用中塗 ふっ素樹脂塗料上塗(土木用防汚材料) |
エポオール#40下塗 ※1、※2 エポニックスH [ 〃 ] Vフロン#100H中塗 Vフロン#100クリーン上塗 |
160(スプレー)、130(ハケ) 1100(スプレー) [500×2回(ハケ)] 170(スプレー)、140(ハケ) 140(ハケ)、120(ハケ) |
― 300 [300/2回] 30 25 |
1日〜10日 1日〜10日 [1日〜10日] 1日〜10日 |
\40,600 \10,600 \10,600 \43,200〜 \127,520〜 |
塗装系 分類 |
外面一般部 の塗装系 |
適用 部位 |
素地調整 | 工 程 | 規 格 | 塗 料 名 | 大日本塗料該当商品 | 標準使用量 g/u/回(塗装方法) |
目標膜厚 μm/回 |
塗装間隔 (20℃) |
積算単価 2008年版 |
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F-12 | D-5 | 内面 | 同上 |
製鋼工場 | プライマー | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチプライマー | ゼッタールOL | 160(スプレー) | (15) | 〜6ヶ月 | \67,500 |
橋梁作成 工場 |
下塗 | 鋼道路橋塗装用塗料標準 | 無機ジンクリッチペイント | ゼッタールOL-HB | 600(スプレー ) | 75 | ― | \72,000 | ||||
現 場 | ミストコート 下塗 [下塗] ※3 |
鋼道路橋塗装用塗料標準 〃 [ 〃 ] |
変性エポキシ樹脂塗料下塗 超厚膜形エポキシ樹脂塗料 [ 〃 ] |
エポオール#40下塗 ※1、※2 エポニックスH [ 〃 ] |
60(スプレー)、130(ハケ) 1100(スプレー) [500×2回(ハケ)] |
― 300 [300/2回] |
1日〜10日 1日〜10日 [1日〜10日] |
\40,600 \10,600 \10,600 |
「注記」
※1 ミストコートは、エポキシ樹脂塗料下塗を30%程のシンナーで希釈したものを用います。(便覧は30〜60%と記述されている。)
※2 冬季に使用する低温用もあります。
※3 [ ]内の工程は、スプレー塗装に代えてハケで2回塗りする場合の工程を示します。
「便覧解説の抜粋」
解1 母材と添接板の接触面は、工場塗装の無機ジンクリッチペイントまで塗装する。
解2 摩擦接合部の無機ジンクリッチペイントと現場での塗装間隔は1年以内とする。1年を超える場合は、シート養生などを行う。
解3 プライマーの膜厚は、総合膜厚に加えない。
解4 一般部がC-5塗装系の場合には、防せい(錆)処理ボルトを使用するのがよい。
解5 高力ボルト接合継手にトルシアボルトを用いる場合、ピンテール跡はディスクサンダーなどで平滑にする。
解6 ミストコートは添接板のみでなく、ボルトにも塗装する。
解7 現場の制約からスプレー塗装ができない場合は、ハケ、ローラー塗装する。この場合、超厚膜形エポキシ樹脂塗料は必要膜厚が1回では得られないので2回塗りする。
解8 一般部に比べ仕上がり外観は劣る。
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