4 コンセプト無しD 5問 解答編
- 梨元勝著『噂を学ぶ』によると、女子大生の就職先として女子アナウンサーが人気になったのは、ある職業に人気が無くなったからだとのことです。ずばり、その職業とは何でしょう?
答え スチュワーデス
- 函館大学講師をしている氏が、テキストとして書いた本。新書なので買いやすい。
- 勤務している高校に、函館大学の職員の方が学校紹介がいらしたときわたしが対応したのだが、「講師陣がいい」という宣伝を強めにしていた。ただ、梨元氏の名前は出てこなかった。なぜかしら。
- 昔「炎のチャレンジャー」の「有名人の顔100人当てたら100万円」に出た時、隣が梨元さんだった。ひとことふたこと言葉を交わさせていただいたが、3回くらい「恐縮です」とおっしゃっていた。テレビの突撃な印象と違い、ほんとうに人当たりの良い腰の低い方だった。
- 日本の歴代外務大臣の中で、「田中」という名字なのは2人います。ひとりは田中真紀子さん。ではもうひとりは誰でしょう?
答え 田中義一
- 田中義一内閣で兼任。それまでの幣原喜重郎の「協調外交」を批判し、自ら「積極外交」をした。でもやったことは山東出兵と張作霖爆殺くらい。で、民政党の浜口雄幸内閣に移る(外相は幣原)。
- 昭和期の内閣の移り変わりを見る時は、とにかく外務大臣と大蔵大臣がキーポイントになる。人間関係を知るには『明治・大正・昭和政界秘史』(若槻禮次郎著・講談社学術文庫)が便利。ちょっと厚いけど。
- 民放のテレビ局も、NHKに受信料を払っている。YESかNOか。
答え NO
- 放送業務に関わる時は、受信料支払いをする必要が無い。
- フルシチョフの「スターリン批判」では、スターリンの横暴さをひたすらたくさん暴いています。スターリンは気に食わない共産系の政治家について、よく「私が小指をちょっと動かしただけで姿を消すだろう」と言っていたとのことです。ところが、そんなスターリンがどんな手を使っても消すことができなかった政治家がいます。それは誰でしょうか?
答え チトー
- ユーゴスラビア紛争は、スターリンさえ普通の神経だったら避けられたのに、という文脈で出てくる話。
- スターリン批判は、あくまでも「マルクス主義において、ある人物をことさら超人的にあがめるのはいけない」という気持ちから行われている。個人崇拝の否定、という原点に戻ろうとしている。
- そういえば戦後、石原莞爾が天皇崇拝についてロシア人から批判された時、「お前達はスターリンを崇拝しているくせに、他人の信仰を批判するような下衆野郎である」的な反論をしたことを思い出した。
- 漢字についての問題です。もともとは「しめすへん」だったのに、戦後新しい字体になるとき、間違って「のぎへん」に変えられてしまった漢字は何でしょう?
答え 秘
- もともとこの形は俗字だったが、何故か常用漢字として採用されてしまった。なお、中国でも「のぎへん」で書く事になっている。
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