5 漢字検定雑感〜受かるための作戦と対策〜

 皆さん、いよいよ1週間を切りました。今回は当日までの過ごし方なんぞを、手短に書いておきましょう。

 ここまで来れば、合格点に向けて1点でも多く取るためにどうするか、を必死で考えなければならないが、実際どうすれば良いかは前項までの文章にしたためたつもりなので繰り返さない。ただ、この1週間は漢字検定のことを極力念頭において生活してほしい。問題集をやって分からなかった漢字を、必死で頭に詰め込んでいきたい。詰め込めば詰め込むほど、点は取れるようになる。

 「詰め込む」やり方が大切である。わたしがお薦めしたいのは「確認用ノート」「問題集(自分なりに印をつけたもの)」を何回も見なおす。覚えようという気持ちでなく、とにかく何回も見る。ぺらぺらと見る。1日3回見れば15回は見られる。「見る」ことが大切だ。あまり覚えようとすると、途中でつかれるし、いやんなっちゃうもんである。

 また、当日も会場に早めに行き、確認用ノートなどを確認しまくる。直前の詰めこみは「せこい」と思われるかもしれないけど、人間は確認したのが直前であればあるほど覚えているものだから、それでいいんである。

 とにかく、ここまで来たら今までの学習の確認しかない。問題集が終わっていない人はすぐに終わらせよう。

 あと、出題傾向が今までと違っても、気にしないこと。ここまで述べてきた学習法は、ちょっとくらい出題傾向が変わったからといって、対応できないようなものではない。出題範囲が全然変われば別だが、そうでもないかぎり、自分を信じて欲しい。どんなことがあっても、決して動じないこと。試験は心理戦なのだから、余計なことで頭を悩ませないように。

 どうせ実力を100%出し切ることなどできません。9割出れば良い方だと思います。そうなるようにコンディションを整えてください。試験終了後、自己採点をした皆さんの顔が明るいものであることをお祈りしています。がんばってください。

 

BACK