今日の問題 2013年分

 下半期はがんばります。

 

今日の問題その80 年末年始のおはなし 2013/1/10

・昨年末は森光子さんの訃報があり、その際「放浪記」における前転シーンがたくさん放送された。若いころの映像もちらと流れたが、概ねの映像は晩年のもの。私の持論である「訃報のときは元気なときの映像を!」は、脆くも崩れ去った。

・さて、年末年始の番組の中で、似たような状況を見た。

・その人は、十八番の演目のラスト近くになると、若い頃から前転を行い喝采を浴びていた。現在70才を超えているが、やはり前転は健在。往年ほどの勢いはないが、見応えは充分。ただ、回数は減らしていた。

・さて、その人とは誰でしょうか。ま、このページを見るような物好きな方には簡単ですね。


今日の問題その80 こたえ 2013/1/17

・正解は「青空球児」会長でした。70才を越えてのでんぐり返り。すごい。としか言いようがない。同じ年だと萩本欽一、仲本工事、林家ペー、渡哲也、安田祥子。一人を除いて、でんぐり返りなんかしそうにない。

・私ごときが言うのもナマイキだが、何度見ても「ゲロゲーロ」ネタは良くできていると思う。「すべらない漫才=何度見ても面白い漫才」の筆頭。だいいち擬音が「ゲロゲーロ」だぜ。「ヒックリカエルのメス」も、実にシュールだ。

・また、とにかく、好児師匠のスジフリが絶妙なのである。あの善良そうなマスクで「たいした田舎じゃないんだ!」と連呼されれば、そりゃテンションも上がるって。

・「でんぐり返りを嫌々やる球児師匠」という構図が、年齢を重ねるごとにどんどん強調されていく。ただ、無理はなされませぬよう。


今日の問題その81 君のセンスを全国に問え 2012/1/27

・近況報告っぽい問題を。センター試験の話題なので、興味がない人は最後のところだけ読んで下さい。

・センター試験に「小林秀雄」が出題されたと大騒ぎ。私も現場で問題を見たが(インチキはしていない。悪しからず)、まあ確かに驚いた。

・で、巷間「小林秀雄のせいで平均点が下がった」とか、「平均点がついに100点を割る!」とか言われている。平均点は中間発表であり、国語は最終発表の方が数点上がるから(他の科目はだいたい下がる)、100点はキープするのではないか、という気がする。

・気になるのは「小林秀雄のせいで云々」という言い方だ。私は今回のセンター試験、最難関は古文だったのではないかと睨んでいる。実際に生徒の得点の取り方を見ても、古文50点中5点というのが実に多い。3年間予習・復習して、古文単語テストも2年間受けまくって、それで5点では浮かばれない。本格的な(=読みにくい)擬古物語。様々なジャンルから出そうとするのは分かるのだが、明らかに教科書のレベルを逸脱している。高校の授業として、何をどう扱えばあれが読めるようになるのだろうか。それに比べれば、小林秀雄は教科書に載っていても、まあ許せる(いまどき筑摩書房でも教科書に入れないけどね)。

・一応言っておくと、小説も難しかった。こちらはセンター過去問に数多く当たっていたかどうかが勝負の分かれ目。

・さて問題。次の作家のうち、共通一次試験・センター試験に出題されたことのない作家がひとりだけいます。それは誰でしょうか。夏目漱石・森鴎外・石川啄木・芥川龍之介・島崎藤村・谷崎潤一郎・川端康成・堀辰雄・伊藤整・太宰治・三島由紀夫・山本周五郎・遠藤周作・吉行淳之介・幸田文・司馬遼太郎・色川武大・池澤夏樹・山田詠美・吉本ばなな


今日の問題その81 こたえ 2013/2/2

・答えは「谷崎潤一郎」でした。

谷崎潤一郎といえば、国語の教科書的には「陰影礼賛」が有名だったが、ここのところ見なくなってしまった。大変良い文章であり、こういうのを読んだことがあれば、今年の小林秀雄にも対応できたかもしれない。

・意外なところでは吉行淳之介が出題歴あり(共通一次)。彼の小説を出題できるのか?と思う向きもあろうが、実は評論が出題されている(「四角三角丸矩形」より)。

・石川啄木は小説も書いていることを覚えておきたい。「二筋の血」の一節であり、青空文庫でも読むことができる。ただし「血」にはかかわらない最初の方が出典。

・ウィキブックスの共通一次出典に「不明」が多いのが解せない。私でも出典くらい全部カバーできるが。

・また、共通一次の現代文は途中まで3問存在した、ということも、ウィキの編者は気付いていないようだ。うーん。


今日の問題その82 ホールドオン風難問シリーズその1 2013/2/27

・ど直球の問題です。

・第3回紅白歌合戦に出場し、その後NHK朝の連続テレビ小説のヒロインを演じた人は誰か。

・一応言っておきますが、「そんな人はいない」等という答えではありません。


今日の問題その82 こたえ 2013/3/3

・正解は乙羽信子さんでした。

・そもそも、第3回は女優の出演が多い年。何故なのか、という点については自分で調べて下さい。

・で、言わずとしれた宝塚女優・乙羽さんの出演と相成ったわけですな。


今日の問題特別編 期間限定スピードくじクイズ 2013/3/8

・たまには秋田県職員らしく、宣伝をしておきましょう。

 

・問題。秋田県庁のHP。トップページにはM−1で優勝した芸人が登場しています。それはだれか。

 1 チュートリアルの福田充徳

 2 サンドウィッチマンの伊達みきお

 3 笑い飯の哲夫

  

・正解はこちら

 

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