草 物 盆 栽


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草物盆栽
(根洗い)

の作り方


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日本盆栽協会
那須支部
概要



第51回
那須支部
盆栽展




展示会及び
講習会





 
上の糸状の花、直径2mm
 
五色ドクダミほか 21年

文山草
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草物盆栽(根洗い)は、普段生活をしている身近にある植物を使って、自然の景色を彷彿させるような風景を心に描き山野草と小さな樹木を寄せ植えして、根洗い風に作り込みます。

鉢の表面に自然発生した苔(コケ)を最大限に生かし短期間で格調高く、しかも垢抜けした作品に造りあげ、席飾りの主木や添え草(下草)として、床の間や玄関先、食卓のテーブルなどあらゆる場所で飾れるよう造ります。

鉢の表面に自然発生した苔(コケ)を最大限に生かし短期間で格調高く、しかも垢抜けした作品に造りあげ、席飾りの主木や添え草(下草)として、床の間や玄関先、食卓のテーブルなどあらゆる場所で飾れるよう造ります。

草物盆栽を飾るときは、植木鉢の代用として地板や水盤、陶板などを用い、床飾り、席飾り、一般の陳列などと飾りますが、草物盆栽はテーブルの一隅に置くだけでも様になります。いつも身近に置いて動物のペットのように扱うことが出来ます。

飾りの意義は培養技術の表現と審美の発露でもあり、限定された場で空間を生かし飾られた作品が自然の宇宙間になにものかを連想させるごとき、具現の楽しみと醍醐味に接するところに大きな魅力が存在します。 更に、飾りには「間」を最重要に尊び、数多く並べ立てることを厳しく戒め主従の間を充分にとり、それよって空間美を現出し格調高く飾ることが真髄であります。

本HPでは、創作した草物盆栽から時季折々の季節と自然の情景を心に感じて頂ければ幸いです。
                                           文 山 草(山根文男)
      
この画像の更新日は8月13日です
 「上」
ヒトツバショウマほか/高さ30cm/作8年/陶板(小砂焼 市川勉 市川窯)
ヒトツバショウマは漢字で一葉升麻と書き、草丈10~30cmの多年草です。
葉は根元に束生し、単葉で長さ4~8cm、浅く3裂し先端は鋭くノコギリ歯がある、基部の心型、花茎に一枚の葉が付く。
花は花序の半分以上に花が付く、側枝が短くまばらにつくため細い円錐状に、花序には蜜線があり少し粘る。
この鉢は芯に段ボールを丸めて作ったものです、寄せ植えには数種の山野草が入っています。代表格があまり知られていないホソバ爪草が植え込んであります。



「中」
左:山野草愛好者から頂いたものだがその時「カラフトツメクサ」と言われた。小さな花で糸状の葉茎から直径2mm
右:外観は五色ドクダミの葉ですが、クロユリが休眠期に入って、ショウジョウバカなど数種の山野草が寄せてある。

 「下」
黄金笹(カムロ笹)ほか/高さ30cm/作6年/陶板(益子焼 明石正作)
芽吹きが特に黄金色で美しい笹です。
カムロザサはメダケの仲間で、黄色斑に多数の緑条が入る鮮やかな新葉が魅力です。
高さは20~40cmほどなので、庭園の下草や寄せ植えによく利用されています、和風庭園はもちろん、洋風やモダン風にも似合います。
半日陰~西日が当たらない日なたで、適度に湿度がある土壌が適しています。
春彼岸の前に地上部を根元から刈り取ると翌月ごろから黄金色の美しい葉が楽しめます。


                                  





 心と体を癒す「草物盆栽」
  那須連山が望める豊かな自然、春から夏~秋から冬へと四季が変化する中で生活をしているうちに、とりまく自然や 風景を手元に引き寄せ手近で楽しむ「盆栽」を、いつしか日常生活の一部としての趣味になっていました。

  趣味として始めた盆栽、特に「根洗い」を作り始めたころ、ケト土を練って大きな土団子を盆栽棚に並べ置いたのを、ほかの人が見て怪訝に思われました。

  人がなんと言おうと、たとえそれが時代遅れであろうと、流行に反しようと、ひたすら自分の想い描いた盆栽作りに没頭し、専念し、我を忘れ、現実を忘れて無為の時間を過ごすことがあります。こんな時空が日常生活のアクセントになって潤いと安らぎを感じます。

  花や緑には人間の心と体を癒す効果があるといわれています、趣味の盆栽を通じて、今日のような情報化社会でストレスを多く感ずる現代には、時として無為の時間を過ごすことも良いのではないでしょうか。

  盆栽は、便宜的に松柏・雑木・花実もの・草ものなどに大別されます。
  とりわけ短期間で飾れるようになる、身近で無限で丈夫な山野草を主材とした「草物盆栽」を、お勧め致します。       
                                           文 山 草(山根文男)