エポキシ樹脂注入工事

道路の橋脚やカルバート・建築物の外壁など、コンクリート構造物に発生したクラックに対し、
エポキシ樹脂を注入して補強する工事です。


エポキシ樹脂注入作業工程



ひび割れの状態をチェックし、ワイヤーブラシなどで表面を整えます。
ひび割れ幅、状況に応じて注入位置を決定し、充填するための座金を設置します。
(約20センチから25センチ間隔)




シール材を注入用座金に塗布し、ひび割れ部分にも注入樹脂が流出しないよう
確実にシールします。
特に、きれいに仕上げをしなければならない場合、シール材の選定にも注意が必要です。



専用シリンダーを用いて注入します。あらかじめ計算された加圧ゴムを取り付け、
徐々に充填していきます。
クラックの深さが深いほど、注入材も多く必要になります。

シリンダー設置後の状況



施工自体は手軽に出来るため、必要な設備は仮設足場と照明程度です。
工程は規模にもよりますが、 1日目 座金の設置・シールの施工 
2日目 樹脂の充填 3日目 撤去・仕上げ処理(色あわせ) 4日目 清掃 
になります。