Sala's Message

-サラのCompanyメッセージです-


■まいど!新生サラビ事、 Sala's Company の詩の世界。サラの感じたレコーディング秘話をちょっぴり書きたいなぁーと思いまして・・・。

唄うことがときどき判らなくなっちゃってマイナス志向になっちゃってた時期にいつもなぜか事件が、なぜか出会いがありました。私へ唄うことに意味をもたせてくれた仲間への愛をタイトルに【Company】として、【サラ世界観】がもうひとつのテーマでした。地球上でなぜかつづく殺戮の瞬間、私は平凡に歌い、平凡に暮らし、でもなにかに傷つき、心は痛いのに笑って過ごしていました。幸せって気づかない位小さくて・・・。もろくて。悪い事だけに支配されやすくて。空が青いこと。風が気持いいこと。愛されて嬉しいこと。猫がノドをならすこと(笑)そんなちょっぴりの心のlove & peace を唄って綴りたいと思える様になりました。あぁー語りすぎた!詩の解説を。
1・Merry-go-round
oriyanと導入テーマみたいのが欲しいねとの話になり出来た。くりかえされる輪廻みたいなものをタイトルにしてみた。メロディーとの出会い、人との出会い、遊園地みたいじゃないですか?(サラだけかな!わはは)
2・紙飛行機
おっぱい先生って呼ばれてるおじいちゃんが紙飛行機のキットを買ってきたんだ。作ったけどうまく跳ばなくてさ。そしたらその場所に居合わせた40才台の男達が一緒になって遊びはじめたの。なんかいい顔だったのよね。少年みたいで。



3・夜空の贈り物
月をみて仕事帰りの道を帰ることが好きです。最初に飼った猫のあーちゃんを思い出します。三日月では横たわり、満月では丸くなり、大きくなっても私の胸の上でぐっすり寝ていた猫。窓のすき間から夜空をのぞいてはウットリしてたっけな。
4・公園の片隅で
田舎の我が家のとなりは道を挟んで小学校の校庭だったの。昔はタンボの用水路だった草むらの泥道も綺麗に舗装されて道路になり・・。校庭を公園代わりに日々遊んでいた風景を不思議と思い出しました。両親への感謝をかきました。



5・Stay With Me
96才で畑を耕してたぢぢちゃんの話を覚えてますか?ここ数年、この世とあの世を行ったり来たりしては復活を続けたぢぢちゃん。長生きして欲しくてこの詩を書きましたが、昨年、星になりました。私の中では永遠の命をもった人だと100才過ぎても生きてるだろーと思い込んでいたのですが、はい



6・Love A Little Stronger
私なりの反戦歌を作りたいとおもいました。人を思いやる心だけでは平和にはならないのかなー?と愛を心に強く持っておきたいと言葉にしました。なんで傷つけあわないと解決出来ないのでしょう。助け会えたら幸せがある気がするんだけどね。
7・Show
おりやんが歌詞をつくってます。うたかたの夢の様でもあり現実でもある日々を折やんが心を込めてうたってます。演奏も含めてこのムードが好きです。メンバーの人柄あふれます。



8・ちょっとだけ
母が入院しました。留守番電話になんだかわからない事がいっぱい録音されてて焦ったしビックリしたし、人生を考えました。飛んで帰りたいのになにも出来なくて頭の中に泣き顔ばかりが映って切なかったんです。母へのごめんねソングかな。



9・Like A Bird
鳥になって空を飛べたら、言葉を愛を伝えに行けるのに。心の闇が拡がってなにが正しいのか、なにが悪いのか、わからなくなる恐怖。でも人を信じずにはいられない。明日はきっと晴れるはず。でも闇もある。そんな反戦歌シリーズです。
10・Living On The Earth
とある写真集をみていたら、夕暮れ空の美しさに傷ついた大地の絵がありました。子供たちのキラキラした瞳の笑顔が痛くて美しくて涙がこぼれました。この地球に一緒にいる仲間として伝えたい言葉をかきました。



11・のら猫のBlues
以前、神社でのら猫に餌付してました。かわいいんだもの、でも、とても憎たらしいの。ご飯ちょうだいの時は甘えるのに、食べたら撫でさせてもくれない。書いてく内に夜店のおねーちゃんの様だなーと思いました(笑)でもあくまでものら猫のことです。I love cats !



12・サウサリートで
もともと港町の地名らしい池上にある珈琲と麦酒とポークジンジャーが美味しい喫茶店。ここに関わるとすんごい人生ドラマに出会ってしまう。私は元気が欲しくて人情にふれたくてここに通っていました。感謝の気持を伝えたくてサウサリートの店の雰囲気がみなさんに伝わればと思います。一度、お出かけください。アツイからさ。
13・マングローブの森
テレビに南の島の特集番組がかかっていました。私、いろいろ立ち直れない様な出来事が続いて人を信じられなくなってたんです。辛くて辛くて。そんな時にマングローブでの食物連鎖の影像と海の青さにハッとして元気もらえました。私はマングローブになりたいな。



14・Company
どう唄えばいいのかなぁ〜?って悩んだここ数年。最大の幸福は理解者を得ることが出来たことです。私の唄を理解して音をくれる仲間達、唄いながら話しかけてくるんですよ。各自が!Call & responseがこんなに私を自由にしてくれるとは思いませんでした。本当に本当に幸せです。いつも涙がこぼれそうになります。感謝しています。
■ありがとう。いつもライブに来てくれるファンのみなさん。いつも私にパワーをくれる仲間。癒してくれる猫たち。愛をありがとう。そんなアルバムがやっと出来上がりました。心が疲れてる時に、ドライブの時に、よく晴れた日に。ぜひ聴いてくださいね。読んでくれてありがとう :

Message and Illustration : Sala