さくらそう会総会、交歓会

                          
総会 2012年2月17日(金)、東京池袋の豊島区民センター
平日に開催した初めての総会、交換会でしたが例年どうり100余名が集まつった。
総会での主な議題
1.2011年度の運営が報告された。
  1.総会
  2.展示会
  3.交歓会
  4.配布苗
  5.たより 2回(12月と3月)
  6.「さくらそう会ホームページ」の維持。
  7.神代植物公園さくらそう植え替えボランティア(12月10日) 参加者15名。
  8.書籍改定版制作
   学研版 色分け花図鑑「桜草」の絶版を受け、この図譜を続けて普及させるために、
   印刷分を会が全部買い取る契約で改定版2000部を製作した。
   会員には1冊ずつを送付し、新たな入会者には基本図書として1冊を進呈し、
   一般の希望者にも会が直接販売することにした。
  9.各地さくらそう会展示会及び会員宅訪問(表敬と品種の同定)
   4月20日  靖国神社展示
   4月24日  佐倉市 国立歴史民族博物館くらしの植物苑
   5月1日   国営武蔵丘陵森林公園都市緑化植物園
   5月2日   秩父さくらそう会展示会(秩父神社)
   5月3日   狭山市 宮崎世話人宅 実生花の調査
   5月10日  山梨県北杜市 尾崎世話人宅
 10.義捐金  東日本大災害救援のために、日本赤十字社を通じて 40万円をおくる。
 11.桜草鉢の斡旋  深谷市のカトウ(有) 製造鉢を斡旋
 12.有志による見学会 2011年5月24日 日帰り 参加者35名
                軽井沢植物園とs浅間プリンスホテル苑地内の野生桜草を観察

2.2010年度の会計報告がされ、承認された。
3.新認定品種、No313 桜鼠(さくらねずみ)、No314 初紅(はつくれない)が提案され承認された。
No313桜鼠(さくらねずみ) No314初紅(はつくれない)

4.選定佳品
  選定佳品5種が発表された。
 
 以上が提案され承認された
種苗の配布
交換
配布苗
  会が予め用意した苗と30名近い会員がポリ袋に小分けして当日持参した苗を併せて、当日参加された会員  に配られた。
 会員の協力で苗は充分な数がっ行き渡った。

品種の確実性

配布種苗 配布苗の品種は会員が育てた物であり、間違いは少ないと思われますが、稀に品種名が間違った物が混在していることがあります。
育成し花が咲いたときに「色分け花図鑑桜草」等で確認してください。
特に絞り系の花は、品種の性格上、赤花が出た株から絞りに戻ることはないので、鉢から抜いてください。
会の対応 育成中、おかしいと気づいても、廃棄を躊躇してしまうのが現実だと思います。
鳥居世話人代表自ら、各地の展示会、多数所有している会員のお宅に出かけ品種の確認をしています。
何回も出かけて名前を訂正しても、同じ間違いが訂正されない展示会があり調べてみると種苗を供給していた業者が間違っていた(悪意があったわけではありません)事例がありました。
会員へのお願い もし品種名があやしいと気づいた品種は、他の方に譲るのは遠慮していただきたいと思います。
ご自分で育てている間は何も問題はありません。
さくらそうは江戸時代から面々と続いている園芸品種です、正しい品種を後に続く世代に受け渡したいものです。

配布苗

会員方が手塩にかけて育てられたものを、寄贈して下さった苗です。ただしあくまで苗ですから、大きい芽しか花をつけません。小さい芽も一緒に植えて大切に育てていただくと、1年後には立派な花芽ができます。
交歓会ご出席の方は、会場で配布します。おいでになれない方には、郵送します。
交歓会に苗をご持参いただく時には、苗は水洗いすると芽が伸びやすく、腐りやすくなります。土を落としただけの半乾きの状態で、ポリ袋に入れて保存してください。また品種名は油性マジックで、はっきりと書いてください。
配布苗が到着したら、できるだけ早く植え付けて下さい。乾燥気味のときには、2時間ほど水に浸けて吸水させて植えることをお勧めします。すぐに植えられない時には、低温で暗い場所に保管して下さい。ダンボールや発砲スチロールの箱などに入れ、家の北側や物置、少量ならば冷蔵庫の野菜庫など、北国では雪の中に埋めておくなどして、芽の伸びと消耗を押さえる工夫をお願いします。

配布種苗の育成 配布された苗は、1芽は4月に花が咲くように配慮し、小袋につめておられている配布苗が多いと思います。
予め配布用に育成された方の苗は、4芽全て花が咲きます(ラッキー)
増やすことが難しい品種の苗は、今年の花は期待できません。
花が咲かない芽でも、次の年には立派な花が咲きます。大切に育ててください。
次の年に立派な花を咲かせるには、花が咲き、品種の確認が出来たら,出来るだけ早く花を摘み取り、葉からの栄養が次の年の芽に行くようにしたいものです。
配布苗を持参いただく方へのお願い 配布苗を持参いただく際の子袋に、名称と認定番号を油性のマジックで書いてください。

総会に出席出来なかった会員の皆様への種苗配布

種苗の配布作業 さくらそう会の事務局(代表世話人の自宅)に世話人が集まり、配布用種苗の小袋を色別品種の大きなダンボールに分類
会員別の保持品種登録票を見ながら色別品種のダンボールからバラエティのある苗を選別し袋つめ郵送しています。
新しい会員の方には比較的丈夫な品種を、沢山品種をお持ちの方の時は大変です、表に記載がない品種の小袋を選び出すのに30分以上かかる時があります。
会員別保持品種登録票 年毎に配布した種苗を記載、会員の方がさくらそう会に申し出た愛培している品種を記載。
配布時の参考にしています。
2012年2月17日さくらそう会総会 種苗の植え込み