「平成21年 秋山郷松川渓谷の旅行開催メモと加藤芭蕉の俳句付き」
二〇〇九年十月二十五日〜二十六日 鰻は帰り 新宿 双葉
秋山郷・松川渓谷の旅 雨の秘境 三十句
・新宿に集ふ七人紅葉狩 (新宿西口都庁前)
・山霧の動く妙義やバスの窓 (上信越道・松井田妙義)
・大吟醸の香に始まるや秋の旅 (上信越道・軽井沢あたり?)
・雲も切れ信州佐久の草紅葉 (上信越道・佐久平)
・名物の釜めしの味秋の色 (長野市・おぎの家)
・滔滔と流るる千曲秋深し (長野市)
・銀色に光る敷物落林檎 (Rー58松川渓谷へ)
・紅葉分け落ち込む滝の白さかな (松川渓谷・八滝)
・紅葉且つ散りて滝水曲がりをり (同上)
ー紅葉且つ散る・・木々には色づき始めたものから散り急ぐものありー
・しぶき受け滝の裏側通りけり (松川渓谷・雷滝)
・大吟醸の香に始まるや秋の旅 (上信越道・軽井沢あたり?)