2005年01月31日（月）　天気：曇のち雪

　天気予報通り寒い一日になりました。結構風も強かったみたいです。帰りの自転車では久しぶりに「耳が痛い」感触を味わいました。寒くて耳がジンとくるあの感じです。この日記を書き始めた今はすでに雪が降り始め，屋根に一層積もっています。このままだと明日は大変な通勤になりそうです。

　徳島に来てからは本当に雪が珍しくなりましたが，岡山大学在職の頃は毎週雪道を通勤していた時期があります。私が所属していた医局は，岡山県の県北にある無歯科医師村に出張先が2軒ほどありました。どちらも村営の診療所でした。片道100km少しあるのですが，毎週その県北の診療所まで通っていた時期が3年ほどあります。片道ほぼ二時間です(^^ゞ。冬は結構な積雪量で多い時などは1〜1.5m位の積雪は珍しくありませんでした。途中からはスタッドレスかチェーンがないと走れないようなところでしたが，車の運転が好きな私は，結構そのシチュエーションを楽しみながら通勤していました。雪道の運転も慣れてくると結構楽しいものです。

　その頃，村の診療所に来院されるのは村の人たちばかりで，利益をあげるためではなく，本当に村民のための福利厚生的要素が強い診療をしていました。おかげで毎年結構な赤字経営だったようですが，村長さんに「（診療所の）赤字は，週末雪がどかっと降ればそれで解消です（笑）。」といわれた記憶があります。村営のスキー場があったのでした。・・・スキー場って儲かるんだなぁと思いましたもんね。←いまはどうだかよく知りません。冬場の雪の多い時はさすがに診療所に訪れる方の数も少なく，しーんとした静けさの中でしんしんと雪が降り積もっていく様をスタッフと一緒に暖かいお茶を飲みながら窓からぼーっと眺めていたこともありました。今降っている外の雪を見ながらふとその頃を思い出しました。きっとその診療所も今日明日は大雪に埋まっているんだと思います。

明日は早起きして通勤に備えないとね・・・

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