2004年06月22日(火) 天気:晴

 今朝明るくなって改めて家の外回りを点検しましたが,どうやら台風の被害は無かった模様・・・なによりです。

 通勤途中,診療所までに都合二本の川を横断しますが,今日はどちらの川も濁っていました。昨日台風に伴って降った雨の影響がまだ残っているようです。その橋を渡るとき,少し気になったことがありました。朝は渋滞の列の横をすり抜けながらの通勤なのですが,一本目の橋の中央付近で「みゃあ」という声が聞こえました。明らかに小さな子猫の声です。「あれ?」とは思ったのですが,自転車とはいえ相当なスピードで走っているのでそのまま走りました。

 そして帰りです。朝のことはすっかり忘れていて家路を急いで走っていましたが,橋の中央付近でまた「みゃあ」・・・その時になって思い出したのですが,先日の日曜日,この橋を来るまで通過する際,小さな生まれて間もないと思われる子猫のはねられたご遺体がありました。どうやら橋の真ん中付近に生まれたての子猫がまだいる様子です。しかし,その橋は歩道もなく,自動車の交通量は多い橋です。橋の中央で止まるのはかなり危険と思われ,引き返すことなく通過してしまいました。

 でも橋の真ん中になぜ子猫が・・・その橋は吉野川という割と大きな川に架かる橋でして,距離にしたら800m近くはあります。子猫達が自力でそこまでいったのでしょうか。それとも考えたくはありませんが,誰かが橋の真ん中に猫を放置した・・・自宅に帰ってから確認せず通過してしまったことにかなり後悔の念です。でも,橋の真ん中から救助しても猫を飼えるわけでなく,どこかに置いてこなければならないわけですから複雑です。

 なんだかすっきりしない一日となってしまいました。明日の朝は気をつけてゆっくり通ってみようと思います。

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