今日は小学校に歯科検診に出かけました。「渋野小学校」という徳島市の南に位置する小学校です。田んぼの真ん中に小学校があり，とてものどかな風景です。自分も同じような環境の小学校に通いました。行き帰りの通学路はそれはそれは楽しい時間でした。田んぼの側溝には小学生を楽しませてくれるに充分ないろいろな生き物が生息していますもんね。
渋野小学校の校長先生も，「朝，校門に立って児童の登校の様子を見ていますが，田んぼの向こうに見えている子供達がなかなかたどり着きません（笑）。」とおっしゃっていました。いつの時代も一緒なんですね。
検診には大学からA野先生に助っ人で来てもらいました。このA野先生，実は大学学生時代からの後輩です。学生時代は同じサッカー部で過ごし，卒業してからは同じ大学院の専門を修了し，まさか徳島にまで同じようにやってきてくれました。意図的に「追っかけ」をしてくれている訳ではないんでしょうが，ここまで一緒だと次の開業コースも一緒になるかなと期待してみたりして・・・（どう？A野先生）
検診は普通椅子に座って向き合って口を開けるパターンがほとんどだと思いますが，ここ渋野小にはスペシャルな秘密兵器があります。歯科の診療台なんですね。斎賀先生が古くなった診療台を小学校に寄付したものです。あのキュィーンという機械はもちろんついていませんけど，これが検診の時にはとても助かります。いつものスタイルで診ることができますし，何より視野が明るいのでより正確な検診が出来ます。けれど，年に一度しか使わない診療台です。どこに設置してあるかといえば・・・階段下の廊下にあります。これはこれで風流かも。
今日は梅雨時には珍しい湿度の低いからっとした天気でしたので，さわやかなそよ風に吹かれながら検診をしたのでありました。A野先生，Y嬢，H嬢，どうもお疲れ様でした。写真はお手伝いのA野先生と検診の順番を待って廊下に座っている児童のみんなです。
