2004年05月10日(月) 天気:曇

 今日は,蒸し暑い一日でした。朝,自転車で診療所に着く頃は汗だらだらです。私元々,すごく汗かきです。別に暑いのが苦手ではないですが,滝のような汗に困ることがしばしば・・・これは決して大げさな表現でなく,ホントにもうぽたぽた落ちるほど汗が出ます。汗の出る腺が多いのか,それとも普段が水分のとりすぎなのか←おそらく両方です。まあ,代謝がいいわけですから考え方によってはいいことなんでしょう。

 ですので,診療所についたらまずはシャワーを浴びてすっきりします。決して汗くさい状態で診療はしていないのでご安心を(笑)。

 さて,バックグランド紹介の続きです。

 岡山大学から徳島大学に教授間の話し合いでやってきた私ですが,当時私に求められていたのは「研究者として協力する」,これが第一義だったと思います。以前にも書きましたが,大学病院という機関は「臨床」・「研究」・「教育」この3つを同時に行っている機関です。今の時期はちょうど国立大学自身が独立法人化の道を進んでいる改革期なので,当てはまらない部分がありますが,数年前まではこの3つうち,ウエイトが大きかったのはやはり「研究」であったように思います。というか,勤務している私たちを評価してもらうとき,客観的判断材料はどれだけ「論文」を書いているかーつまりはどれだけ「研究をしているか」これに尽きるところがありました(今は変わってきていると思いますよ・・・たぶん)。

 いかに頑張って「診療」をして多くの患者様の笑顔を獲得できたとしても,学生に対する「講義」を「わかりやすく」「興味がわくように」など,工夫したとしても客観的な評価にはつながらないことが多いのです。(ちょっと極端な表現かもしれません)このあたりは評価以前の問題で「やって当たり前」というスタンスだったのかも知れませんが。

 それはさておき私は,徳島の歯周病教室に「助手」というポジションを頂いたわけですから,なんとか期待に応えるべく「研究」の手伝いを頑張りました。ただ,自分自身が今後,「研究者」として進んでいくのか「臨床家」として進んでいくのかまだ決めかねている状態でした。

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