2004年04月28日(水) 天気:晴

 MACが直ってきました。これでようやく仕事が出来る!と思いきや,OSからの再インストールであったため,歯科で使っている専用ソフトがまだ入っていません。このソフト,コピーガードのためか自分ではインストールできません。ソフトメーカーに連絡をしてみると,外回りのサービスマンはそれぞれ予約いっぱいで5月半ばまで動きが取れないとのこと。「それまで使えない状態は仕事に支障をきたします。」と訴えるとサポートセンターにPCを送ってほしいとの旨がありました。ということで,一時帰宅をしたPCは,再度別の病院へ入院ということになりました(T_T)。早く戻ってこいょ〜。

 徳島へは1997年9月に赴任しました。大学は変わりましたが,岡山の時と同じ歯周病を専攻する講座です。そんなに違いはないだろうと思っていましたが,ところ変われば・・・です。細かなところはいろいろ違っていました。これはその大学の教授に起因するところが大きいようです。

 大学というところは,研究機関であると同時に教育機関でもあります。さらに医科大学,歯科大学はこれに診療も加わります。教育に関しては,当然教育指導要綱的ものが存在しますけど,物事の最先端に行けば行くほど考え方も多様になるのは当然です。ですから,教授の考え方で学生時代に受ける授業内容はかなり異なり,治療の仕方も異なるのは当然といえば当然なのかもしれません。

 今考えますと,私にとって,二つの大学(教授)の考え方を知ることが出来たのはとても有意義なことでした。それぞれ,長所と短所(表現が適切ではないかもしれません)を持ち合わせているわけですから。

 大学が教育機関であるという話についてもう一つ感じたことがあります。今回徳島へ「助手」というポジションで赴任した私ですが,「助手」は国家公務員であり,学生教育の一部も任されるようになります。しかし(教授を含めて同じなのですが),「教育者としての教育」は受けていないんです。これはある意味怖いことです。医学的歯学的知識は充分に持ち合わせていても,「教育者」として適正かどうかはまた別の次元の話です。

 このあたりは「大学のあり方」として改善してほしいところです。ただ,教育を受ける側もすでに大人な訳ですから,そのあたりは「受ける側」で取捨選択するべきことなのかもしれませんが・・・

 なんだか堅い話になってしまいました。

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