SLKのウインカーが点かなくなりました。
不思議なことにハザードは問題ありません。
まずは、ヒューズを疑ったのですが、問題ありませんでした。
ネットで検索すると、リレーに問題があるようですが、これが単体ではなく、バリオルーフの制御もしている基盤と一緒のモジュールらしく、ユニット交換の場合は16万円(2011年の記事によると)だそうです。
このくらいの修理代になると、買い替えも検討しなければならないものの、家内はこの車に拘っています。
他の修理もあるので、正規ディーラーで見積もってもらったところ、このモジュール(MA170-820-09-26)交換は何と!28.5万円でした。
しかも、国内はおろか、ドイツにも今時点では部品がないとのことで、納期は未定とのことです。
正規ディーラーでは、中古部品は使用しないポリシー(以前、ヤナセではリビルト部品を扱っていたので、ミッションを交換した経験がありますが)とのことですから、一晩悩み、一旦は修理依頼を決断したものの、ヤフオクを検索したら、ありました!同じ品番の中古品が、しかも、2万円程です。
10分の1以下の出費で済む訳ですから、挑戦しない手はありません。
無事に、入札→落札し、部品の到着を持って、週末に交換作業を行うことにしました。
届いた部品は、外見上の問題はありませんでしたが、端子部分に錆のような腐食があった(左)ので、軽くヤスリを当てて、綺麗な状態(右)にしてから、交換することにしました。
交換自体は、とても単純なもので、使用した工具は、バッテリーのマイナス端子を外すためのメガネレンチ1本だけです。ところが、モジュールに付いているカップラーがどうにも外れません。色々試し1時間ほど悪戦苦闘しましたが、外してみれば何ということはありませんでした。
写真手前のモジュールを交換します。
まず、グレーのカップラーをフロント側に移動させ、引き抜きます。これができるまで、約1時間掛かりました。
その後、スチール製のレバーを引き上げると、カップラー全体が上がって来ます。
ヒンジのような形状になっていた理由が良く分かる写真です。実に良くできています。
この写真は、カップラーを外す前に、モジュールを取り出したもので、まだ、交換前の状態(右が入手した中古部品)です。
交換後は、このモジュールが担っていると思われるバリオルーフの開閉テストを行い問題がないことを確認しました。もちろん、ウインカーも問題ありません。これで暫く様子を見ることにしました。
この車は、まだまだ乗り続けることになりそうです。
費用:20000円
作業:2020年12月