前回の1年点検の時にバッテリー交換が見積もられたが、工賃込みで35,700円もする。
とてもたやすく交換できる金額ではなく、自覚症状もないので半年以上そのままにしていた。
しかし、めっきり冷え込んできて、突然ダウンしたら大変だ。
実は、前回の交換から7年半、距離にして8万キロ以上も走っていて長持ちしている。
そこで、いよいよ交換することにした。
まずは、調達、今回もオークションにお世話になった。
送料込みで、14,000円ほどだから、純正の半額以下である。
ACデルコの20−100というもので、純正の90AHで対して100AH、CCAも720に対して800で、満足な値。
ということで、いよいよ交換することにした。
バッテリー交換なんて、ケーブルを外して、置き換えるだけだが、これまでの走行データを消したくないのでDC12Vを供給し続けて電源を遮断させないようにする。
また、重量が25kgもあるので、トランクにあるバッテリーを引き揚げられるのかが一番の心配。
まずは、カバーを外すところから苦労した。
バッテリーは、底の短辺部分を固定している金具と、上部の金具の2つを外すことで動くようになる。
電圧を測定してみると12V強ということで、何だか勿体ないような気もする。
まずは、バックアップ用の電源を接続。バッテリーケーブルのターミナルが巨大なので、ブースターケーブルを登場させた。
トランクの中に乗り込み、四つん這いの格好でバッテリーを引き揚げるが、全く動かない。
とにかく、異常なほど重いというか、姿勢が姿勢なので、力が入らない。
しかし、これで諦める訳にはいかず、とにかく頑張るしかない、、、そして、引き揚げに成功した。
奧にバッテリーの巨大なスペースが出現、その下には、水が少し溜まっていた。
ショートしたらたいへんなので、+のケーブルに軍手を被せてガードとした。
とりあえずホッとしたところで、バックアップ電源のスイッチが切れていることに気付いた。
トラックに乗り込んだ時に、足が触ったのだと思う。
すぐにスイッチを入れ直したが、駄目だろうなぁ。
今さらだが、きちんと取り付くのか心配になり、並べて比較。
細部違いはあるものの大丈夫なよう。
電圧を測定したら、13V弱だったので、元気そうだ。
今度は、上手に下ろすのだが、巨大な+ターミナルが邪魔。電源供給用のブースター付きなので尚更邪魔。
それでも、引き揚げるよりは楽に収めることができた。
ドレンを繋ぎ、+を繋ぎ、最後に−を繋いだところで、ブースターを外し、2つの金具で固定。
その後、カバーを取り付けて、完了。
途中で、電源供給が遮断されたので、やはりデータの一部は消えたが、消えない項目もあり、ラジオのプリセットは問題なかった。
7年半頑張ってくれたバッテリーに感謝し、今回の作業を終えた。
費用:約14,000円
作業:2011年12月