新車から約5年弱使用したバッテリーを交換することにした。VOLVOもディーラーで交換すると工賃込みで約4万円もする。
とてもたやすく交換できる金額ではなく、既に、1年前から交換を見積もられていたが、そのままにしていた。
少し、前に、BMWの交換を行っていたので、特に不安はなく、今回もオークションにお世話になった。
送料込みで、12,000円ほどだから、純正の3分の1以下である。
ACデルコの20−72というもので、純正の70AHで対して72AH、CCAも600に対して700で、満足な値。
ということで、いよいよ交換することにした。
バッテリー交換なんて、ケーブルを外して、置き換えるだけだが、これまでの走行データを消したくないのでDC12Vを供給し続けて電源を遮断させないようにする。
前に、BMWの交換を行った時には、何かの拍子に、バックアップ電源のスイッチが切れてしまい、気付いたら電源が遮断されていた。
今回は、バッテリーの位置もボンネット内で、作業もし易いし失敗なく終えたい。ただ、20kgもあるので、やはりしんどい作業には変わりない。
この車は、バッテリーを熱から守るために、走行中の風を利用して、バッテリーを冷やす機構がある。動力を必要とせず、単に風を導くだけの構造だが素晴らしいと思う。
電源を供給し、作業を開始する。
ところが、バッテリーを押さえているステーがどうにも外れない。片側のナットが全く見えないのだ。
バッテリーケースをゆすったり、引っ張ったり、いろいろ試したがどうにもならない。
半ば、諦めかけていたところで、ケースの前方が外れ、隠れていたナットが顔を出した。
新しいバッテリーを埋め込み、ターミナルを接続し、バックアップ電源を外して、一時は、ダメかと思ったが、作業から約40分で無事終了。
外したバッテリーの電圧は、新品とほぼ同じ12.5V以上あり、勿体ないようにも思ったが、突然死が心配なので、5年弱頑張ってくれたバッテリーに感謝し、今回の作業を終えた。
費用:約12,000円
作業:2012年3月