それ以外は普通の植物の種を蒔くより少し手間と注意が必要な点があるくらいです
(もちろん、種類によってはかなり困難な実生もあります)
ここで紹介するのはあくまで私の方法ですので これから初実生を行おうという方は
是非色んな方のサイトを見て回られる事をお勧めします
みなさん それぞれに自分の環境に合わせたものを考えて実生されています
その中で自分に合う または出来るものを参考にされて
自分なりにアレンジされるのが良いと思います
自分の環境は自分だけのものですし 色々と試してみる事が大切だと思いますから
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1.材料をそろえる 2.容器を加工する 3.用土の準備 4.種を蒔く 5.春〜夏の実生開始 6.秋〜冬の実生開始 7.植え替え 8.数ヶ月から1年間目までの管理 9.薬について 10.私の初実生を振り返る |
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![]() ![]() プラスティックコップは 上部を写真のように切り取って更に底に5箇所の穴を開けています 最初の頃は沢山穴を開けていましたが これだけあれば十分だと分かりました 真ん中は底が高くなっているので一応そこにも開けていますが、 これは必要ないかもしれません 個人的にはこのコップが1番お勧めです♪ 特に棘物だと日照を遮る事が無いので余すことなく日差しを当てることが出来ます それにもう1つの利点は土中の水分量が目で見て分かるので その点での失敗の心配もしなくて済む・・・ というところです 追記:あける穴を小さく(針の先程度)にすると、 底にネットを敷いたり大きめの用土を入れる必要はなくなります 好みだと思いますが、2007年から私はそうしています
次のジフィーポットはこのまま使用しますが
タッパも底に穴を開けておきます タッパは同種の種を一度に沢山蒔く時に使用していましたが これは今後はあまり使用しないつもりです 大きい物に仕切りをして数種蒔く方もいらっしゃいます |
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左から 硬質赤玉土
(日向土)中粒、某業者さんの実生用土、バーミキュライト細粒 です 実生容器の穴を小さく開ければ底石は特に必要ありませんので 種を肥料分のある土に直接蒔くと発芽率が良くないそうで 無肥料の土に蒔くんですが この 用土を殺菌消毒する点が普通の植物と最も違うところかもしれません バーミキュライトは洗いませんが お茶の煮出し用の袋に入れて数分煮て熱湯消毒しますが ただし消毒無しの場合はコケが発生しやすいので 実生用の土は何もしません 以前は砂をよく使用しましたし 理由は 私のところでは熱湯消毒しても砂はコケが生えやすく バーミキュライト細粒は根張りが良いようで 発芽後の苗の起き上がりがとても良いです 2005年からは「7.植え替え」に記載しているイソライト細粒を実生用土に利用しています ただ、砂ほどではありませんがバーミキュライトに比べるとイソライトは締まりやすいようなので 最初、イソライト細粒はそのまま使用していましたが 今は熱湯消毒を行い
追記:2004年春の実生からは間に入れる実生用土は使用していません |
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後でも述べていますが 私は容器にラップなどで蓋をしている期間が短いので 種ですが 業者さんから購入したものなどは消毒がされている場合が殆どのようですが 私は頂き物などで未消毒の場合も 消毒したりしなかったりです ですが消毒無しの場合は種にカビが発生しやすいので また種が小さすぎて消毒が行いにくい場合や面倒な場合は
種の藩種はピンセットで1粒ずつ摘んで蒔く方が意外と楽です
ここまでは季節を問わず同じですが 管理の方法が季節によって違ってきます |
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春から夏にかけては温度が十分にあるのでその点に関しては楽ですが
私はこのような容器に水を張り その中に種を蒔いた容器を入れて蓋をしておきます
上の画像は2004年4月の実生時のものです 実生ボックスの手前ではトレイに水を張って やはりこちらも覆いは無しです 腰水で種が水浸し状態であれば乾燥の心配は無く ただし種類によっては発芽にかなりの空中湿度を要するものもあるかと思いますので
種類や鮮度にもよりますが早い物は次の日から発芽し始めます 発芽後 実生苗はあまり強光線にはあてないようにします 強光線が駄目だからと言って日陰に置いていると 数日で徒長してしまいますので 大体発芽し終わったら少し通風をして外気にならすようにします 温度が上がりすぎる時は 置き場所などを変えて温度と日照の調節をすると良いです 温度が十分上がってくる4月終わり〜5月頃には実生開始時から蓋は使用しません 8月は室内と言ってもかなり用土の乾燥が速いです 私はまめに水やりをする方ですが それでも姿が崩れるものもあるように思います 後はまめに観察してどうも艶が悪かったり綺麗に成長してないように思えるものは |
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ポイント ・3〜4月・・・ 実生ボックス利用(気温が低い間の温度確保が目的) |
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春から夏の実生と違って 秋から冬は温度の確保が重要になります
そこで私はこのような 「実生ボックス」 を使用しています 関連記事 この上から水槽用のライトを点けて それによって日照を補う事と同時に加温を行っています 秋の初めなどで環境の最高気温が25〜30度近くなる頃は 少々不安がある場合には容器の上から軽くラップを掛けておくだけでも 秋から冬の実生ではジフィーポットは使用しません 以前は発芽まではこの中で腰水をしていましたが 私は出来るだけ25〜30度を目標にしますが かなり寒い時期では難しい場合もあります 温度を確保する方法としては、このように発泡スチロール容器に実生ボックスごと入れるのも手です 新しく蒔いた種などが無く実生苗のみの時は 最も温度の上がりにくい頃で20度を目標にして加温します サボテンの種類によっては発芽に高温が必要なものもあるようですが それ以外のものであれば 詳細は「実生ボックス製作 冬対策11月以降編、冬対策(2)」などに記載しています 関連記事
実生ボックスにはガラス蓋があるので 発芽までの容器にはラップで蓋をしていますが 写真は実生ボックスの中の様子です 秋から冬の実生では 温度確保と同時に日照の確保も大切です その他の点に関しては 春から夏の実生と同様です この間もやはり用土を乾燥させないようにします ちなみに関西地方では実生苗の冬越しに関しては 室内であれば加温設備が無くても可能なようです これも地域差やサボテンの種類によっても違いがあると思いますので 追記:2004年からここで紹介している実生ボックスは「育成専用ボックス」として使用し 関連記事 同年から実生苗を管理している室内サボ棚の各棚に植物育成用の蛍光灯を設置し |
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ポイント 【発芽を目指す場合】
【育成のみの場合】 |
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苗は根が絡み合う事によって成長が促進されるそうで 基本的には球体1つ分の間隔を開けて植え込みます 時期としては 発芽後半年くらいから1年くらいまでそのままにする人もいるようで これも人それぞれです 私の場合は多い時は3〜4ヶ月の間に2回程度植え替えをします 苗の状態にもよりますので一概には言えませんが、大雑把に言えば棘座が5〜6個くらいになってくるか ただし球体があまり大きくならず 間隔が詰まってこない種類に関しては無理に植え替えはしません 季節に関してですが私は実生苗の場合は必要と感じた時には年中行っています 温度と光線の確保が出来なければ植え替え後の成長を望めないので 植え替え時のポイントは 球体や根に傷をつけないようにすることです 用土を乾燥させてから苗を抜く方が 根が切れたりしないので安全なようです 方法としては
植え替えは角鉢に植え替える場合と2号程度のプラ鉢に植え替える場合とがあります 蒔く数が多いので小さい鉢に植えると結構場所を取られてしまうし 植え替え用土は肥料入りの物です 実生から1年くらいまでは室内で育てて、その後は苗の種類にもよりますが
上の画像はホームセンターで入手可能なイソライトCGの小粒を表面に敷いているものです 画像のように表面に撒くと用土の表面の乾燥が速くなるので
2004年12月頃にイソライトの細粒を入手することが出来ました(左) 右の画像はホームセンターで入手可能なイソライトの中粒です 先の小粒の大きさは径2ミリ程度で円柱形です 私が使用している業者さんの実生用土は温室向きのせいか でも用土自体は気に入っているので継続利用したかったので 今回細粒入手により細粒を混入出来るようになり、やっと粒の大きさに納得出来るようになりました 私の使用している用土とでは、用土:イソライト=1:3程度ではかなり硬くなりました イソライトを気に入っている点は用土が清潔なことと そして、この混合用土を利用すると粒が細かいので根の発育具合が凄く良いです それから余談ですが この段階の幼い実生苗に必要か不必要か何とも言えないところですが メールで色々教えて下さる先生から教えて頂いたんですが 私が使用している土にも含まれてるかもしれませんので(調べてない・・・) 実際に成果があるのか無いのかは分かりません 珪酸塩白土の商品名は「ミリオン」です |
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「数ヶ月から」という表現は曖昧ですが大体発芽から2〜3ヶ月目からと思ってください 球体の間隔が詰まってきたら植え替えをし、水を切らさないようにしながら管理を続けます 本には発芽から1年以内は蓋をして、通風しながら管理する・・・ と記載されてるものもありますが 実生を始めた当時は覆いをしてなかったらすぐに駄目になるのかな・・・ と思ってました でも実際にやってみると全然問題ありませんでした 「覆いをしない=雑菌に感染して駄目になる」ではなくて 勿論、覆いをすることで落下細菌などから保護する事は出来ると思いますので 追記:発芽後の状態を観察して
、 遮光に関しては初春や真夏など光線が厳しいと感じる時にのみ 1年もすると1センチくらいのサボテンになりますし 私のところの室内環境では光線を好む種類の場合(親が室外の方が機嫌よく過ごしているような種類) 私は実生を年中行いますが 実生開始が春の場合は1年目が春になります 棘の強い種類で秋から実生開始のケースでは それまでは良い棘を出していたのに このラインも種類によって違うでしょうし環境によっても違うと思いますので 1年経つまでには必ず冬を迎えますが10度を切らない環境なら問題無さそうです この間の水やりは温度によって変えています サボテンではなくてメセンの場合などは球体が濡れるのは良く無いと聞きますので 種類や実生時期によって色々と工夫して行っていることがありますが |
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薬の使用に関しては これこそ個人個人で考えが違ってくるところだと思います 冬場の実生では細菌の繁殖も少ないでしょうから殆ど必要無いと思いますが 現在は季節を問わず種の消毒に使用した薬液を再利用して腰水にしています 水は2週間くらいはそのまま放置していますが 種の種類によっては小さすぎたり粉のようで種自体を消毒するのが困難なものもありますが その後は様子を見ながら必要であれば薬を使用しますが 実生苗には使用していませんが成球には何度かしようしていますので 常備している物がいくつかあります
実生苗にはベンレートが良いそうです その他にも色んな薬があり みなさんそれぞれに考えて利用されています
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実際に実生をしてみるまでは不安でいっぱいでした 理由は何故だったんだろうと考えてみると 難しく捉えすぎてたんだと思います 今思っても 本に書かれてるのはかなりかしこまった方法で それによって 「これで出来るんだ!」と思うことが出来たのが 実際に実生を行うことに繋がったと思います とはいえ それでも分からない事ばかりでした 振り返ってみるとその辺が縛りになって 細かい点で難しく考えてしまってたんでしょうね、きっと だけどとにかく やってみないと始まらないので挑戦してみることにしました ですがその後色んな種類をやっていくうちに だんだんコツが分かってきました 本で実生の大まかなガイドラインを得て そして色んなサイトで様々にアレンジされた方法を勉強して そして何より難しく考えない事です 実生苗にしても根や球体に傷を付ける事さえしなければ 案外手荒な扱いでも平気です
まだ実生をやった事の無い方には 是非やって欲しいと思っています 小さな芽も様々な形があって それが成球の姿にどんな風に変化していくのか・・・ なかなか上手くいかないところもありますが それも含めて全てが楽しいと感じられるのが不思議ですが 疑問や分からない事は 是非、参考にされるサイトで質問されると良いでしょう
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