旅行日記
自己紹介 将棋戦記 旅行日記 コラム
 

中国地方旅行編
2010年8月20日〜8月22日、日本三景の宮島〜島根県石見銀山〜出雲大社〜足立美術館〜鳥取砂丘の2泊3日の旅行です。宮島・出雲大社・鳥取砂丘は30数年ぶりの山陰旅行で私としては3回目であるが、娘が私の誕生日プレゼントの旅行なので、感慨無量。独身時と違った家族旅行と2007年に世界遺産なった石見銀山と鳥取砂丘を楽しく過すことができました。

 
    厳島神社

←世界遺産の厳島神社→
御社殿の創建は推古元年【593】で、仁安3年【1168】に平清盛が現在の規模に造営。海の上に浮ぶように社殿が立ち並ぶ特異な神社として知られており、瀬戸内海にたつ大鳥居や鮮やかな朱塗りの社殿などが見事である。大鳥居の高さ16m・幅24m・柱の根回りは10mある。また、この宮島にある弥山(みせん)標高535mの原始林とともに平成8年【1996】に世界遺産に登録された。

回廊
    高舞台

←高舞台
平安時代より伝わる舞楽が奉納される場所。現在の舞台は室町時代の造営。

→能楽台
永禄11年【1568】に初めて能が演じられた。現在の舞台は江戸時代の建造。海に浮ぶ、能舞台はめずらしく重要文化財にされている。

能楽台
    石見銀山の町並み

←石見銀山【龍源寺間歩】→
銀の採掘のために掘った坑道を間歩(まぶ)と呼ぶ。龍源寺間歩は、代官所直営の間歩(御直山)として正徳5年【1715】から600mの長さまで掘られた。公開されている長さはそのうちの一部、156.7mまでで、その先は鍵状に掘られた新坑道を通って抜けられるようになっている。

間歩【坑道】
    大久保長安

←大久保長安の墓
大久保十兵衛長安は、甲斐の国の猿楽師の家に生まれた。武田の家臣となり、武田の滅亡後は鉱山技術などに優れていたため、徳川家康に召し抱えられる。慶長6年【1601】から慶長13年【1613】まで初代銀山奉行に就任。後に、佐渡・伊豆など全国の鉱山を任され、鉱山経営に多大な功績を上げた。

羅漢寺→
岩山に穿った3つの石窟に安置されている五百羅漢座像は、大森代官所の代官や役人、地元の人たちなどの寄進により25年の歳月をかけて明和3年【1766】に完成した。

羅漢寺
    出雲大社

←出雲大社→
大国主命をまつり、縁結びにご利益があるとして広く信仰を集めている。「平成の御遷宮」として4回目の御遷宮御修造が平成25年5月に目指して今、行われている。そして、お参拝の基本的な作法は「二礼二拍手一礼」である(即ち、2回礼をし、2回拍手(かしわで)を打ち、(祝詞を奏上し、)最後にもう一度礼をする)が、この出雲大社や宇佐八幡宮では「四拍手」であるのに【ビックリ】。現在の二礼二拍手一礼に統一されたのは明治期の神仏分離によるもので、今日でも各神社で違うらしい。

 
出雲大社大改修中
   

足立美術館

←足立美術館→
島根県にあり、アメリカの専門誌から日本一の評価を受け、【日本三大庭園は入らず、名のある桂離宮は2位・栗林公園も5位それも毎年変わる】毎年、評価・維持する庭園と名画を鑑賞できる美術館と知られている。1万3000坪の日本庭園は、枯山水庭、白砂青松庭・苔庭・池庭などがあり、館内の絵画を見ながら歩み進めると普通の美術館と違う感じがする。収蔵する絵画は、横山大観・竹内栖鳳・川合玉堂・橋本関雪など近代日本画壇を代表する作家たちの作品約1300点ある。

庭園
    鳥取砂丘

←鳥取砂丘→

鳥取砂丘(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘。日本三大砂丘の1つである。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されている南北2.4km、東西16kmに広がる、日本最大の観光砂丘である(内陸にある砂丘を含めると青森県の猿ヶ森砂丘が最大になる)。

鳥取砂丘
  島根県境港生まれの【ゲゲゲの鬼太郎】の作者【水木しげる】氏や鳥取県北栄町生まれの【名探偵コナン】の作者【青山剛昌】氏など、人気のアニメ人気作家が生まれ育ったことに驚きを感じ・また、明治維新の高杉晋作や吉田松陰の山口県萩の山陰を次回、訪れたいと思いました。
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