確か2005年の夏にOVA制作発表があって、2006年3月に1巻が出て、それから1年…
ついにOVA第1シリーズ完結!のD1とS1の試合が収録された7巻が発売されました。
1試合1話というのは正直物足りないんですが、こうやってまたアニメで氷帝戦を見れるのは喜ばしい限りです。
本誌でD1戦読んでた時は「早くアニメで見たい!」と思ってたのに、いざ手元に届くと「これ見たら終わりなんだよな…」と見るのをためらったりしました。
まあ、結局見ちゃったんですけど。

というわけで以下長ったらしいネタバレ感想。読みづらいことこのうえない…そして重い…



第12話『ふたり』

記念すべき34巻が行方不明なので本誌の切抜きを片手に、原作と比較しながら感想を。

まず下からのアングルがみんなかっこよくなってたのが嬉しかった。ほら、あれ特に宍戸がブサだったからさ…
どこかのテニス部員が「跡部様」とかいうシーンはカットでゲームカウント3−3。
「ダブルスの頂上対決だ!」って台詞はなかったです。まあ頂上対決っていってもこの先まだ試合はあるわけだしね。

宍戸が指でラケット立てるところがすごく可愛かった!
なぜか外野が「おーっ」っていうんだけど、これって宍戸に対してかな。宍戸愛されてる!原作では「オーストラリアンフォーメーション!?」って多分外野の台詞だけど、ここでは宍戸が言ってます。

それで「しゃらくせぇ」なわけですが、ここの宍戸も可愛いんだよね。今回全体的に作画結構いいです。特に宍戸。例のフォーメーションは結構さらっと流されます。
ていうかここ、原作だと右サイドを空けてるんだけど、OVAでは左サイドを空けてます。
それは別にいいんですけど台詞は「前も右サイドもガラ空き」のままです。いや、空いてるのは左サイドだよ!(笑)

ちなみに例のフォーメーションに対する周囲の反応は原作より呆気に取られてました。
タカさん
タカさんも呆然。そりゃああんなホモ見せ付けられたらびっくりですよ。

「構えろ長太郎」って言う宍戸。ほんともう可愛い…(さっきからそれしか言ってない)

カツオ
どうでもいいんですが、ちょこちょこ映る1年トリオのカットのカツオの顔がおかしい。
顔が長すぎるのかな。

原作OVA
「おまえのサーブだ、アレいけ!」の時のボールの渡し方。左が原作、右がOVA。
どっちも好きです。どっちも萌える。
なんだろうね…ボール渡すところだけで愛を感じる。鳳宍すごい。

そういえばアニメ112話で手首をこねるくせは克服したことになってたけど、ここではそれはなかったことになってます。
OVAは基本的に原作基準ですからね(手塚も九州行ってたし)
ネオスカッドサーブの演出は特にありませんでした。今までのスカッドの演出から考えて派手なのかと思ってた…
でも白目のカットがなくてよかった(笑)

乾桃リョ
「短かったっスね、乾先輩の天下も」
このシーン好き。乾には悪いけど、この先記録更新しないでほしいなぁ…

忍日岳
原作と並びが違う(原作は日岳忍)

「抜かせません」の次の「せいっ」がなかった。普通の掛け声になってる。
ちょっとだけ「せいっ」て言うの楽しみにしてたんだけどな(笑)

そしてここから微妙に原作と違った展開に突入…
着地に失敗した長太郎が腕?肩?を負傷。
長太郎けが
「大丈夫か、長太郎」と宍戸も心配します。
「はい」といいつつも、ちょっと痛そうな長太郎。
あれ、この展開どこかで… そうだ、この間見た夢で長太郎が肩を負傷したんだ!
もしかして予知夢ってやつですか?
…まぁ、どうでもいいですね。

「オラァ来いやぁ青学!!」って言う宍戸も、笑顔の長太郎も、「見飽きたぜっ、そろそろ破ってやるよ!!」「OKです!!」という会話もカットされ、長太郎のサーブに。
肩を気にする長太郎。この展開はまさか…
「その腕じゃネオスカッドサーブは無理だ」
やっぱりネオスカッド打たないの!?
タイブレークでもネオスカッドで決めるところに意味があったと思うんだけど…(絶対そこで宍戸は長太郎にときめいてる)

ここで決めないとやばい氷帝。
「決勝まで温存しておくつもりだったが…」
「この2人を相手に出し惜しみをしてる場合じゃないようですね」
鼻水
ここの長太郎、鼻水たらしてるように見える…。汗だってわかってるんですけど、位置がね!
ちなみに菊丸にも同じようなシーンがあります。

そんなこんなで噂のパイルミラージュお披露目。
「宍戸の後ろに鳳君がピタリとついて…」
ようするに 変 態 ですね。
うちの弟にストーカーと言われた長太郎…ごめん、否定できない!

乾によるパイルミラージュの説明における映像。
合体前    →    合体後
奴ら合体しやがった…

「二人の息がピッタリおうてへんかったら成立せぇへん技や」
「まさにダブルスの理想形」
忍足と乾に褒められる鳳宍。
パイルミラージュ
ここの長太郎、明らかに宍戸を狙ってる!(ていうか長太郎の顔がでかくなりすぎましたが興奮してでかくなってるとでも思ってください…)
これがダブルスの理想形だという乾…まさかおまえも海堂とこんなことしたいんじゃ…

この後は原作通り菊丸のダブルフォルト、大石のミスと続きます。
汗宍戸
やばっ、ここの宍戸エロかわいい!!(私の模写では全くそのエロさが伝わらないのが残念です)
長太郎は不自然に目を逸らしてます。…分かるよ、その気持ち。

貴重な日吉とジローの台詞がカットされたり、多少の台詞の違いがありつつも、原作通り話は進み…黄金の同調になるわけですが。
この同調が原作以上に危ない感じになってました。
同調
どうやら同調すると異世界に飛ばされるようです。

大石菊丸
目がいっちゃってる…
それでも果敢に立ち向かう宍戸はカッコイイ。惚れる。
なのに長太郎ってばラケットはじかれてる!
パワーなら長太郎の方がありそうなのに…って思ってたら弟から「長太郎怪我してんじゃねーの」とつっこみ。
そっか、そうだった。弟の方がちゃんと見てる…

太郎から同調の説明を聞く氷帝っ子のカットにおける忍足。
おしたり
ひどい…

萌え背中
この背中にどうしようもなく萌えた。完璧なライン!

同調で追い込まれてたら負けるじゃん…と思ってたらネオスカッド打ってるよ長太郎。
「腕が折れても…打ちます!」っておまえ!!
もう…バカ…かっこいいんだよ…
絶対宍戸は惚れ直してるね。

原作では後ろ向きな発言をしてた宍戸。
でもOVAではそこはカットで、帽子なしになってからそのまま回想シーン。
セクシー宍戸
原作とは別のアングルから映した宍戸(勝手に背景を体育倉庫にしました。ええ、体育倉庫のつもりなんですよ…)
股広げすぎだから!長太郎が心配しちゃうから!
どうせならもっとアップで映して欲しかった…貴重な長髪宍戸…
…とか萌えてたわけですが、この後「勝って跡部に繋げなきゃ〜」って台詞の宍戸はすごくカッコイイと思います。
萌えとか抜きで好きなシーン。でも汗だくでエロいよね…

そ・し・て!
忘れちゃいけないシーンに突入するんですが…
え…「来い!!」って言ってないよ?
聞き逃したかと思って巻き戻して確認したけど、やっぱり言ってない。
「死んでも止めます!!」しか言ってませんでした。がっかり…
でも長太郎は十分カッコよかったです。王子様ですよ、彼は。
あと、ここの宍戸のポーズが原作と違ってました。
来い
これでも十分エロいですけどね。
前からのアングルもたまらないんだよ。どこから見たってエロい。罪な男だ宍戸は。

試合が終わって「てめーら何故打たなかった」と怒る宍戸に対し、意識がなかったと語る黄金。
その後の宍戸が…!
笑み
え、ちょ、何ですかその笑みは!?
やばい…こんなサプライズがあるなんて思ってなかった。かーわーいーいー!!(かわいそうなくらい語彙が少ない)

笑み・改
上の絵を一部変えてみた。
だってあの笑みはいつもより幼くて汗がエロくて、絶対に長太郎のおかずになる表情だよ。



全体的にいい感じでした、D1。
でも「満足していては俺達は上へ行けませんから」って台詞がなかったよ?
ここだけはカットしないで欲しかったし、カットしちゃいけない台詞だと思うんだけど…
最後の最後でちょっと不満が出てしまいました。



そしてこれで12話は終わらずに、跡部VSリョーマに続きます。
じろ
ジローかわいいなぁ…
それに対して氷帝ギャラリーのブサイクなこと…
左下のほうに田仁志予備軍がいるのでOVAをご覧の際は注目してください。

原作だと最初に笑い出す2人ですが、OVAは先に台詞があってそのあと笑ってました。
それに対する乾と桃城の発言。
「同調している…」
「ギャグマンガかよ…」
自虐的すぎる!!




なんだかんだ色々書きましたが、D1好きなら買って損はないんじゃないかと思います。
最初見たとき「作画微妙かも…」って思ってたんですが、そんなに悪くなかったと思います。
ところどころ崩れるから微妙だと思っただけで、全体的に(テニスにしては)よかったです。個人的に、ですが。