遠くから被災地を訪れる人々にちょっとだけ伝えたいこと


被災地を訪れていただきたい。
     

どこをどのように見るか?

大津波で浸水した地域を選ぶ。 その海岸線から(陸地方向へ)100メートル前後の所を、
海岸線に沿って平行にゆっくりと周辺を見渡しながら端から端まで歩いていただきたい。 

移動する自動車やバスの中から被災地を眺めてそのまま帰るのはもったいない。
自動車やバスを一時止め、10−15分外に出て被災地を眺めてまた車に戻るのは、
せっかく被災地に来ていただいたのにもったいないと思う。

歩きながら見ることが大事だと思う。
石巻周辺の海岸線は何十キロも広がっているわけではない。
家々が立ち並んでいた海岸線は、せいぜい1−2キロメートルである。 
ゆっくりと歩いても20−30分なのです。














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