川崎 「民家園にて待つ」
08(平成20)年 5月23日、神奈川県川崎市の生田緑地にある 「ばら苑」 と 「日本民家園」 に『Roshiの雑文館』最高顧問のTakaさんと行って来ました。
ばら苑の沢山のバラは満開を少し過ぎていましたが赤や白は元より色とりどりに咲き競い素晴らしいものでした。
フリーカメラマンのTakaさんの足元にも及びませんが私なりにコンパクトデジカメで多数の写真を撮りました。
ばら苑の次は日本民家園に向かいました。
ここは日本各地より江戸期からの古民家が20軒以上移築されています。
ばら苑から日本民家園は地図の上では大した距離ではないように思われました。
そこで車をばら苑の駐車場に置いたまま徒歩で向かいました。
暫く歩いてこの “徒歩での移動” が私にとって無謀であることが判明しました。
平面的な地図上の距離では確かに大した距離ではないのですがアップダウンがとてもキツイのです。
無数とも思える階段、どこまで続くか見当もつかない急坂の繰り返しです。
普段から撮影で歩きなれているTakaさんには何でもないような道なのですが肥満体質で普段は余り歩かない私には地獄の責苦のようです。
階段を少し上ってはゼーゼー、坂を少し上ってはハーハーで一休みの連続です。
先を行くTakaさんは撮影用の脚立を持ちながらも軽い足取りです。
何とかかんとか民家園に辿り着きました。
入館料を払い先ず目指すは白川郷から移築された古民家です。
白川郷の古民家に特別の思い入れがある訳ではありません。
そこが食事処になっていて足腰を休めることが出来るからです。
蕎麦を食べながら暫しの休養をした後に幾つかの古民家を巡り日本民家園の散策は終了しました。
そして帰り道です。
私の足腰は ばら苑の駐車場までの歩行を『あの階段、あの坂は無理』と拒否しています。
そこでTakaさんに『ここ(民家園)で待ってるから迎えに来て』と我侭を言いました。
Takaさんは嫌な顔もせず了解してくれて脚立まで貸してくれました。
この脚立には助かりました。
Takaさんが迎えに来てくれるまで民家園の入り口で脚立に腰掛けて足腰を休めることが出来ました。
それにしても今回の不甲斐なさには我ながら呆れました。
今までも旅行先でゼーゼー、ハーハーは珍しくありませんが何とか乗り切って来たのに ・ ・ ・ 。
次の “お出掛け” までにはもう少し何とかなるようにしようと決心しました。
先ずは早朝散歩の再開を考えています。
でも、梅雨が明けてからかなぁ ・ ・ ・ 。


写真:川崎「日本民家園」 Roshi 文章:Roshi
 

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