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松山からレンタカーでひたすら西へ向かって走って、2時間ぐらいで
やっと佐田岬に到着しました。
ここは、大分県へ向かって突き出した佐田岬半島の突端になります。
このあたりの特産は、「岬あじ・岬さば(はなあじ・はなさば)」です。
豊予海峡から、一本釣りで釣り上げた天然のあじやさばのことで、佐
田岬漁港のブランド名です。
「関あじ・関さば」というのがありますが、これは佐賀関に水揚げされ
たもののことで、佐田岬漁港に水揚げされれば「岬あじ・岬さば」にな
ります。 この岬あじ・岬さばを目当てにお昼は「三崎漁師物語り」へ行きました。
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岬あじ・岬さば(はなあじ・はなさば)ですか。 初めて聞きました。 Takaさんも書いている関あじ・関さばなら有名ブランド ですから耳目にするのですが・・・。 まぁ、同じ魚でも水揚げ港でブランド名が変わってしま うという事なのですね。 いずれにしても高級そうですね。して味、値段は? |
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店内に入ると、貝と潮が焼けるいい香りがしてきましたので、つ
い焼物を注文していしまいました。
このためRoshiさんが知りたい「岬あじ・岬さば」のコメントができ
ません。 面目なし・・・
お昼にありついたのは2時になってしまいましたので、お腹の虫
がぐうぐう鳴って、大奮発の「漁火膳」(3,150円)を注文しました。 どうです、豪勢でしょう。
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魚貝類の焼けるあの香ばしさは何ものにも代え難い ものがあるよね。 お腹が空いていて香ばしい焼き物の匂いを鼻にした らついついそっちに行ってしまう気持ちは十分に理 解できます。 少なくとも『いま食べたい』の気持ちには刺身より インパクトはあるよね。 でも、3150円でこれだけ? ちょっと寂しい気もす るなぁ。 何か隠してるんじゃないの。 |
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生きたままのアワビが、焼けた金網の上で身悶えている様は、
ちょっと気がひけましたが念仏を唱えて美味しく頂きました。
ちなみに焼き物の内容は、アワビ、サザエ、ハマグリ、ヒオウギ
貝です。 これに、お作りと酢の物が付いています。

「何か隠してるんじゃないの。」とのお言葉、さすがにRoshiさん、
計算高い、もとい、慧眼であります。 何を隠そうそれは、味噌汁、ひじきの煮物、ご飯に香の物でした。 これは、焼き物が終わってから出てきました。
しかも味噌汁には、な、なんと伊勢海老が入っているではありま
せんか。 せっせと身を箸でほじくり出して、頭までしゃぶってしまいました。
とても満足しましたが、あえて難点を言えば、味噌汁が妙に甘
かったことです。 どうやら、味噌に糀粕を混ぜている感じです。
関東人の口には、ちょっと合わないような味わいです。
でも、これはこれでこの土地のものとして味わえば、それも楽しい
ものです。
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高級な貝ばかりを焼いてるね。 私なんぞは蛤、サザエの壺焼きが精々なのにね・・・。 この値段(3105円)の多くは鮑が占めているのかな。 味噌汁には伊勢エビねぇ。出汁が出ていて美味そうだけど 味噌そのものが口に合わないと残念だよね。 関西や四国では時として関東とは大分違う感じの味噌汁が 出て来るよね。それも殆どが甘口のやつが。 Takaさんの言うとおり“土地の味”と思えば楽しくもあり 知識も一つ増えたという事かな。 |
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